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あれからハンゾーと共に森の中で身を隠して数日、とうとう最終日となった。
「あ、時間みたいだね」
スタート地点からアナウンスが島中に響き渡る。
「よっしゃ、行こうぜA。残るは最終試験だ」
「うん！！」
スタート地点へ向かえば、キルアの姿が見えた。
「キルア！！」
「お、なんだよAも合格か」
「なぁーにその物を含む言い方は」
「てかハンゾーじゃん。なんで？」
私達は顔を見合わせて腕を組む。
「私ら運命によって繋がれた最高のタッグよ！！」
「俺達はキューピットに導かれた……って、お前あん時のガキか！！！」
どうやら、私達を繋いだキューピットはキルアだったらしい。
今度は恥ずかしさで地面に埋まるところだった。
「……にしてもゴン達来ないね」
「脱落したんじゃねぇの？」
「なわけないでしょ変なこと言わないでハゲ！」
「ハゲとかいうなよ！！」
「バカハゲ！！」
「付け加える語が最悪だ！！」
「マジで……このやかましい2人出会わせた俺馬鹿だわ……」
私とハンゾーで言い争い、キルアが頭を抱えた時。3人の影が森から出てきた。
「ゴン！！クラピカ！！……あ、レオリオ」
「おいゴラァA！！なんだその付け加えた感じは！！」
「 登場早々うるっさいわね！！」
「テメェもいい加減うるせぇよ！！！」
キルアに後ろから蹴られて撃沈した。
良いじゃないかはしゃいだって……久しぶりの再会なのに。
「まったく、Aは疲れを知らないな」
笑ってクラピカが起こしてくれた。
その笑顔に安堵する。
「クラピカ……本当に会いたかった」
私がクラピカに抱きつけば、ハンゾーから冷やかしの口笛が聞こえる。
「私……怖かったよ……この島でずっと……クラピカを思い出したの。
虫に襲われる度にクラピカが居てくれたらって」
「そろそろ君の中での私の立ち位置が気になるのだが」
まぁでも会いたかったのは本当だ。
ただ先程から気になるのはゴンの浮かない表情。その手にはヒソカのプレートがあるが何かあったのだろう。
後でヒソカをとっちめて聞き出したいけど、絶対返り討ちに会うからな……。
こうして結果的には一応無事に全員最終試験まで進めることになり、また飛行船へと乗り込んだ。
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あかり - がんばってください！応援しています😊 (4月3日 18時) (
レス) @page20 id: b52e357f04 (このIDを非表示/違反報告)
きょむ(プロフ) - ここまで一気読みしてしまいました！更新楽しみにしています！！ (12月18日 0時) (レス) id: 21c6a3561e (このIDを非表示/違反報告)
ほうじ茶 - とても面白いです！続きが気になります！ (12月13日 19時) (レス) id: 47dba8b665 (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 更新楽しみにしてます！ (8月3日 4時) (レス) @page19 id: 9a1d60d013 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - aikaさん» そのように読み込んで頂けて作者として嬉しい限りです。これからも不定期更新となりますがよろしくお願い致します。 (7月28日 21時) (レス) id: 61cf533ab5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄桃桜 | 作成日時：2022年11月23日 9時
