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「嘘だ！そいつは偽物だ！！」
突如後ろから現れた男は、サトツさんを指さして偽物だと言う。魔獣が人間に化けているのだと。
サトツさん似の人面猿？を見せつけたことで多くの人がその男の話を信じ出した。あれ、なんでそっちにレオリオいるんだよ。
「クラピカ分かる？」
「……恐らくあの男は偽物で間違いは無いだろう、ただし根拠が薄い」
確かに、偽物も相当上手く化けている。
でも気づかない人達が此処で一方の話を信じてしまうのはとても危険だ。だからレオリオ、君は落ち着きなさい。
刹那、トランプがサトツさんと男に襲いかかる。サトツさんは難なくそれを防ぐが、男はそのまま息絶えた。
「なるほどなるほど、そっちが本物だね♣︎」
また目立つことして！！
そしてそんな私の手にも同時に放たれたトランプが。どさくさに紛れて攻撃しやがったあの野郎。
「Aも腕が落ちてないようで安心したよ♣︎」
頼むから話しかけるな！！！皆ギョッとして此方を向いてくるじゃないか！！
そしてその腕は落ちてないってどっち、私の強さのことかリアルの腕なのか……後者とは言わないでくれ。
「A……ヒソカとも知り合いだったのか」
「うん……ちょっとね……」
もしあいつのせいで失敗したら何がなんでも道ずれにしてやる。周りからの視線が痛くていたたまれない。
本当に私が何をしたというのか。
ああ無念。何も果たせず、親孝行もせずに先立つ娘をどうか許してください父さん母さん。
「なんか踏んだ！！もう無理歩けない！！」
「いぃやぁぁああ飛んで来ないで！！」
「だからって走って来ればいいって訳じゃないのよ！！去れ！！」
「……頼むA、耳元で叫ぶのと首を締めるのは辞めてほしい」
湿原ともあり、意味のわからないものがうじゃうじゃしていて走り出せば常に何かを踏んでしまう。
仕方が無いとクラピカが私をおんぶしてくれたが、空中から攻撃してくる奴らはどうにもできなかった。
ほんとごめんクラピカ、まさか自分もここまで虫が駄目だとは思わなかったんだ。せめて羽虫とか蜘蛛とか蟻とか、そういう奴らだけだと思ってたのに。
「ほんとに申し訳ない……クラピカ疲れるでしょう」
「いや、それは全然大丈夫だが私の服で涙を拭くのは辞めてくれ」
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薄桃桜(プロフ) - みぃさん» コメントありがとうございます！！やはり作った当初からどうにか4人と絡ませたいと思っていたのですが、こんなに終盤になってしまいました笑。これからも応援よろしくお願い致します。 (2022年11月23日 8時) (
レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
みぃ - 更新されてる〜！この作品、めっちゃおもしろいです！特に夢主ちゃんと、主要キャラ四人との絡みがおもしろい！これからの展開が楽しみです！ (2022年11月14日 19時) (レス) @page49 id: c18f4cb640 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - あるみくさん» 拙い文章ではありますが、少しでも誰かの心に響いたなら本当に嬉しいことです。細かな所まで見て頂いてくださったことも嬉しい半分気恥しさ半分ですね。今少し忙しく下書きが進んでいませんが、必ず完結させたいと思っているので頑張ります！ (2022年8月14日 12時) (レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
あるみく(プロフ) - とても感動しました！特に、パクが主人公と再会したところで、私本当に泣いちゃって笑。主人公の人間らしい感情の変化や、1の時の「復讐は連鎖」という言葉にも心を動かされました！更新頑張ってください！ (2022年8月13日 19時) (レス) @page28 id: 1448334fe6 (このIDを非表示/違反報告)
薄桃桜(プロフ) - 真昼さん» 元々漠然とした思い付きから描き始めたので確かに何度か時系列やループで悩んだ事がありました……でも楽しくここまで書けているのでこれからも引き続き更新頑張りますね！ (2022年8月7日 23時) (レス) id: d27f44688d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：薄桃桜 | 作成日時：2022年7月26日 22時
