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「そろそろ皆戻ってくるかな…じゃあタオルと水
運ぼうか」

『はい!じゃあ私水の方やりますか?』

「重いけど大丈夫?」

『あー、何回か分けて運ぶので大丈夫です!
これからは私の事頼ってくださいね!』

「うん!Aちゃんの事ちゃんと頼りにしてる
よ」

『グハッ……じ、じゃあ運びますね…』


駄目だ、眩しい可愛い好き。

_____________


『思ってた以上に重い…』

多分烏野は部員が多いわけでは無いのだろうけど、ちゃんとしっかり重い。


確かにこれは2度に分けて運ばなければ駄目そう。


『皆戻ってくる前にさっさと運ばないと


…よっこらせっ……うっわ重っ!?腰に来るわ
…こういう時の体力のなさは辛い……』



これからは体力も付けなければ



カゴは2つあるので、1つずつちゃんと運びましたよ。
私偉い。




すると、物凄い音と共に、皆が戻ってきた。


「よっしゃあ!!
ゲホッ…今日はっ…俺の勝ちだな!!」

「うる…せぇ!次は勝つっ…!!」


日向と飛雄、どうやら競争していたらしい。あんな息切らしながらよくやるよ。


『はい、お疲れ様』

日向に水を渡す

「あれ!古部だ…朝練来てくれたのか!!」

『うん、今日から本入部する事にしたの』

「そっかぁ!!」

チラッと飛雄の方を見れば、すんごい睨まれてた。
うわーー私嫌われてんなぁ。水を差し出せば…

「チッ」

あからさまに舌打ちされて、ぶんどられた。

「うわっ、影山お前感じ悪ー」

「知るか!!」


駄目だなあれは、うん。もう無理だ死にそう。
SAN値ヤバい。


「お前ほんと影山に嫌われたなー」

「珍しいなー」

『あ、田中先輩……と、誰?』


私の隣では田中先輩と、ちっちゃい人がうんうんと頷いていた。

「よっ!俺は西谷夕!西谷先輩と呼べ!!
お前の事は龍から聞いてるぜ、ようこそ潔子さん
親衛隊へ!!」

『えっ……て事は、この人が…』

「おう!我らが師匠だ!」

『初めまして!古部Aです!!』

西谷先輩か……ちっちゃいけど、漢って感じ!!
この人も日向みたいに小さな巨人に憧れたのかな…?

「ノヤっさんはなぁ、スーパーリベロなんだぜ!
レシーブはピカイチだ!」

『リベロ!!しかもスーパー!?すっご!!』

「なっ、あんま大きな声で言うんじゃねぇよ!
照れるだろーが!!」

『しかも可愛いだと!?』

「なんだと古部!!!」

その後何故か西谷先輩に追いかけられた。瞬殺だけども。

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ゆん(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです🎵続きが気になります! (2022年4月8日 9時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薄桃桜 | 作成日時:2021年1月17日 16時

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