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『…え、女神?』

時差でそう呟いてしまったけど、お花の余韻がまだ残っている。


「あの人は俺らバレー部のオアシスであり、女神
の清水潔子さんだ!!いや〜今日もお美しいっ!」



なんだって……




烏野バレー部にはあんな女神がいたのか!?
しかもマネ、私の先輩




……って事はだよ?これから色んなことを教えて貰ったり、常に至近距離で居られるのでは…???


『神はいたのか……』

「うおっ、お前なんで泣いてんの!?」

『私…あんな女神みたいな人初めて見ました…
なんでしょう、目が浄化されるというか、今まで
私が悩んできた事ってどれくらいちっぽけだったん
だろうって………』





すると、私の両手を掴んだ田中先輩は目をキラキラさせて上下に降り始める。

「お前っ、お前分かるのかっ!!!
お前はなんて良い奴なんだ……よし、決めた。
古部、お前は俺達潔子さん親衛隊に入って貰お
う。」

『潔子さん親衛隊……やります(即答』


「そうか、この親衛隊は烏野の俺と師匠、
東京の虎と言う男で出来ている。潔子さんを
崇め、護るのが俺たちの仕事。わかるな?」

『はっ』

「よし!じゃあまず師匠に合わせてやる。さっさと
準備してこいよー!」

『ラジャっ!!!』




そんな事があり、めでたく私は潔子さん親衛隊へと入る事になる。


とにかく清子さんも田中先輩も待っているため、ちょっぱやで支度を済ませたのだ。


_____________



『おはようございますー』

体育館に入ると、皆サーブを打ったり、スパイクを打ったりで各自の練習をしているようだった。


その中には勿論日向や飛雄も居て、どんどんスパイクの練習をしている。あの二人はよく一緒にいるのかな。


「おー、はよ!」

『おはようございますスガさん』

「今コーチ来るから、ちゃんと挨拶すんだぞ?」

『おぉコーチ!!わかりました』

スガさんは相変わらず笑顔が可愛い

その後色んな人が挨拶してくれたけど、まだ名前覚えていないからちゃんと後で教えて貰おう。



「古部、今からランニングしてくるから、
細かい仕事とかは清水に聞いてくれ」

『はい!』
澤村さんに声をかけられたので、嬉々として清水さんの元へ行く。

ちょうどジャグの所にいて、ボトルに水を入れているところだった。

そんな姿まで美しいってもう好き。((

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ゆん(プロフ) - めちゃくちゃおもしろかったです🎵続きが気になります! (2022年4月8日 9時) (レス) id: d0dd043faf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:薄桃桜 | 作成日時:2021年1月17日 16時

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