フェンス越し【ツイステ】【ラギー・ブッチ】 (ページ3)

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ーラギーsideー

ﾗｷﾞｰ「嘲笑った。」

『嘲笑った…他には？』

ﾗｷﾞｰ「暴力、罵倒、その他にも色々。」

『…』

その子な顔色を変えず、考える素振りをしてオレの目を見たらこう言った。

『じゃあ、私は貴方達にとって天敵なんだね。』

ﾗｷﾞｰ「…」

ﾗｷﾞｰ「くっ…あははっ！！」

素直にそう言った事に驚いたのと、この何にも興味なさそうな子がこんなにも面白い子だったなんて思わなかったから思わず笑ってしまった。

『え？』

ﾗｷﾞｰ「君、すっごく面白いっスね！」

『面白い…？私が？』

キョトンとした顔で言うこの子は本当に面白い。

ﾗｷﾞｰ「君な素直で、純粋っスよ。オレと一緒にいたらオトモダチに嫌われるんじゃないっスか？」

すると目を伏せてその子は

『おともだち、いないの。』

ﾗｷﾞｰ「え？」

『私のお父さん、怖い人だから。私がここにいるってバレたら怒られる。』

ﾗｷﾞｰ「そんなの、お偉いさんの子だったら誰だって怒られると思うんスけど？」