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34話 ページ34

だって………私はズルいから_______





みんなから……愛されたいんだもん


浮気?最低?


そんなこと、自分が1番分かってる


寂しいんだもん


みんなに………大切にして欲しいんだもん



私は、醜いから








でも、もし私を綺麗にさせてくれる人がいるのなら



私はその人だけを愛する








総悟「今日…帰るか?」


貴方「いいの?」





総悟「……すまねぇ……俺、聞いちまったんだ……土方さんと瑠璃が話してるの」

今、なんて……いったの?

貴方「え」

総悟「……でも…………俺は、どんな瑠璃だって……瑠璃はかわらねぇ……過去のてめぇなんか、どうでもいいんでぃ………俺が見てんのは今の瑠璃でさぁ」



一瞬耳を疑った


過去を聞かれていた?




ヤダ!ヤダ!総悟!総悟だけには……………






聞かれたくなかった


でも、




総悟は、




『俺が見てんのは今の瑠璃』 って、言ってくれた






嬉しい




嬉しさで、涙なんか止まっていた






貴方「……本当に?」


総悟「……あぁ……俺は、今のてめぇも過去のてめぇも………………全部含めて好きでぃ」





好き


初めて聞いた総悟からの好き

2回程総悟と身体を重ねたが、一度も聞いたことがない総悟の好き



そして、私も言ったことがない好き



結局私は、ズルい

こんな風に甘い言葉を囁かれれば、すぐに溶けて溺れる






貴方「私も…好き」


ほら………都合の良い言葉を並べる醜い奴




でも、今だけは……………少しだけ





総悟に溺れても…甘えても



いいかな?





自分でも気づかない思い



「(総悟が大好きで………もう、君以外…好きになれない気がする…)」


私は、自分の心の声にも気づかない馬鹿




自分も知らない


気持ち



総悟は満足そうに、ニンマリと笑ったが少し悔しそうにも見えた




総悟sibe


俺は、瑠璃の過去を聞いて少し驚いた


が、

それよりも瑠璃を“好き”という方が這い出ていた


そのあと、瑠璃に電話をして明日迎えに行く連絡をすると少し焦り気味で今から行くと言おうとしたのに、切られてしまった

クソッ

客でも居んのか?


俺は少しイライラしながら吉原へ向かう

そして、店に入り瑠璃のところまで猛ダッシュした



すると瑠璃の泣き声が聞こえた

静かに部屋に入り瑠璃の髪をクシャっとしながら撫でる



おれわは、泣いている瑠璃を見てイライラなんて吹き飛んだ

それに泣いている瑠璃でさえ可愛いと思った

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月猫(プロフ) - @謎の余裕 マジか!オケ!ありがと! (2017年8月25日 20時) (レス) id: 443f3f7063 (このIDを非表示/違反報告)
月猫(プロフ) - @ラム おお!ありがとうございます (2017年8月25日 20時) (レス) id: 443f3f7063 (このIDを非表示/違反報告)
謎の余裕 - 面白いです。でも、もう少しスペース空けて書いた方がいいかも (2017年8月25日 17時) (レス) id: 31f560cb83 (このIDを非表示/違反報告)
ラム - こちらも、みさせてもらいました。とっても面白いです!オチは、沖田総悟が良いです! (2017年8月25日 17時) (レス) id: 3ad5d17212 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:aira20051754 | 作成日時:2017年8月5日 23時

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