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仏「あーあ、傷つけちゃった」
帰ったAちゃんを見送ったあと、そうこぼした。
英「悪いかよ。先にお前を潰してやろうか」
仏「何のための協力だよ」
俺はただ側にいるだけだけど、この眉毛は近づく男みんなガン飛ばす。
まああくまで一時的。
まずは人数を減らせればいいかな。
仏「俺の隣に殺気まみれの奴がいるとなるとちょっとな……」
英「はっ、手っ取り早いのが一番いいだろ。
それとも殴りかかるか？お前ならドイツくらい倒せるだろ」
仏「性格わっる。
今日はよかったけど、そのうちアメリカやロシアも近寄ってくるだろ。あいつらお前の悪魔みたいな顔通用しねえしどうすんだよ」
英「アメリカには食い物でもあげりゃいい。ロシアは妹に連絡する」
仏「雪に埋められるぞ」
流石にこいつもビビってるロシアに、柄でもなく心配してやったけど、
焦りもせずに「あぁ」と返事をする。
英「それくらいの覚悟はある。
それであいつが俺のとこに来るなら、どんな手でも使う」
突き刺すほどの目が、Aちゃんの去った方向へ向けられている。
本気でこいつ、自分のものにしようとしているんだ。
仏「………ま、どうだか。野蛮な奴のところに来るかな」
暴力的な奴はこれだから嫌だ。
かといって俺はこいつと協力してる。
Aちゃん、多分今だに周りからの気持ちにピンときてないし、あの目にはきっと、俺たちの白い部分しか映ってない。
どうしてこんなことしてんだろ。
敢えて傷つくようなことして、ごめんね。
みんなのことが好きな君、できればそのままでいてほしい。
ありのまま、今と変わらない君でいてほしい。
でも一番に俺を選んでほしい。
俺の中で矛盾するこの二つ。
今の、みんなを平等に好きでいるAちゃんが好きだ。
女神みたいだよな。みんなを平等に、好きになってくれる奴なんてそういないよ。
でもだからこそ好きなんだ。
もし俺や他の奴を選んだAちゃんは、もう平等な女神じゃない。
それでもあの子を愛せるか？
いいや愛せるに決まってる。
だからこそじゃない。笑顔も、性格も、喋り方も、
自分の考えが上手くまとまらない。そもそも理由なんている？
君が好きだ。そう思えさえすれば間違いない。それでいいじゃないか。
……………………君が言うほど俺は綺麗じゃないさ。
こんな不安定な俺でも、あの子は好きでいてくれるだろうか。
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夏(プロフ) - あんこパスタさん» あばばばありがとうございます🥹🥹褒め方について触れていただき、そう言ってもらえて安心しました😊こちらこそ読んでくださりありがとうございます……！ (12月20日 23時) (
レス) id: ebedb84d25 (このIDを非表示/違反報告)
あんこパスタ(プロフ) - ああああ続き最高ですありがとうございます！！！！推しへの褒め方爽快すぎて見ててスカッとします…😇 (12月19日 0時) (レス) @page36 id: c44541bc76 (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - あんこパスタさん» 神作だなんて……リアルで「ん"ん"」なんて変な声が出てしまいました…((ありがとうございます😭✨嬉しすぎるコメントを頂けて感無量です！！まだ読んでくれる人がいるのですね………本当ありがとうございます。続きを書こうと思えました🥹 (12月9日 1時) (レス) @page29 id: ebedb84d25 (このIDを非表示/違反報告)
あんこパスタ(プロフ) - 神作とはこの小説のことを言うのですね… 今日初めて見て一気読みさせてもらいました。本当に面白すぎます、続きをいつまでも心待ちにしています！！！ (12月8日 17時) (レス) id: c44541bc76 (このIDを非表示/違反報告)
夜 - ちょっと待ってください…急展開すぎません？これは…とてつもなく面白い予感がします！！ (8月30日 21時) (レス) id: 8c0883e968 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏 | 作成日時：2023年5月6日 0時
