ワンピース!!恋の法則ゥゥゥゥゥゥ!!!9ちゃーん!!!←

〜大好き〜 ページ3

〜マルコside〜

グシャ・・・・・

何かのつぶれる音がした

マルコ「・・・・え?」

俺は・・・・木の根に潰されたはず・・・なんで・・海桜石の枷がとれてるんだ・・・?

なんで・・・Aが居ないんだ・・・

カメリアの花が違う色によって赤く染められている

これは血?誰の?

潰されている人は・・・誰?

フワッ・・・・

木の根が灰のように消えた。そこには黒い髪をした女が一人、血を流して倒れていた

まさか・・・違う・・Aじゃない・・・!

マルコ「A・・・・?」

そんなわけない・・これは夢だ!!また悪い夢を見てるんだ!!

そっと・・・その女を抱き上げた。

長いまつげ、桜色の唇、雪のように白い滑らかな肌、目は閉じていて瞳の色は分らないが、

その黒く艶やかな髪には見覚えがあった

マルコ「あ・・・・あ・・・A・・・っ!!」

死なないって・・・約束したよな・・?!

マルコ「今・・・治してやるからっ!!」

俺は半不死鳥になり、Aを包み込んだ

マルコ「治れ・・・・!治れ・・・!」

治るはずがない。それは自分が一番よく分っていた

マルコ「治れ・・・!!!」

不死鳥は自分を癒せても、他人は癒せない

マルコ「いやだ・・・!!やめろ・・・!!」

不死鳥は人の死期を早めてしまう鳥

マルコ「治れ・・・っ!!!A・・・!!」

いくら呼びかけても、いくら包み込んで癒そうとしても

Aの怪我は癒えない。

血はどんどん出てくる

マルコ「A!!!約束したよな・・・死なないって・・・絶対にって・・」

返事するはずもない。Aの心臓の音はもう聞こえない。

だが・・・Aの顔は笑っていて・・・まるで

『マルコが無事でよかったよ』

と・・・今でも言いそうな顔をしている

マルコ「I will be staying ｗith you・・・」

ポタッ・・・

俺は誰もいない草原で静かに涙を流した


カッ!!


マルコ「・・・・!?」

俺の涙の痕が金色に光っていく

その涙はAにも落ちていたらしく・・・

みるみるAの傷が塞がっていく・・・

そして・・・・Aは・・・

目を閉じたまま・・・


A「・・・死なないって・・・言ったろ・・・(二ッ」

マルコ「大好きだよぃぃぃ!!!//////」

俺は思いっきりAを抱きしめた

A「マルコ・・・」

マルコ「なんだよぃ・・?」

A「大好き・・・」

chu

マルコ「A・・・」

俺はさっきよりも強くAを抱きしめた

〜憎しみ〜→←〜約束〜

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