永遠・４０ ページ40
「魔法の薬だよ」
貴「ｷﾞﾘｯ･･･」
「お前等はもう終わりだ。この薬を撒けば･･･
お前等の体の傷が全て立て来る。
白夜叉君。君は一番辛いんじゃないのかい?」
銀「クッソ･･･」
「ﾊﾊﾊ･･･ｸﾊﾊﾊﾊﾊﾊ･･･」
奴の手から薬の液体が流れかけ･･･
奴の手から、酸素化させる液体が流れる･･･
瞬間だった
パリイインッ
銀「!?」楽「!?」新「!?」沖「!?」
楽「姉貴ッ!!何やってるアルか!!」
(人１)がその薬の入った試験管を握りつぶしたのだ
貴「誰一人･･･死なせない･･･」
「あ、うあ･･･!フハッわ、わざわざ自分から痛みを取りに行くか･･･?」
沖「(人１)さんッ」
貴「誰一人として、私と同じ苦しみを与えさせない･･･」
(人１)の右手には薬が滴れている
貴「ﾍﾟﾛｯ･･･」
銀「お前何やって･･･」
貴「もう二度と、仲間を、家族を･･･
苦しませたりはしない･･････!!」
右手を握りしめる
(人１)の体に傷、火傷の痕、アザ、水虫、斬られた痕が浮かび上がる
(人１)の体には、白い肌一つ見当たらない
「お前･･･痛みは感じぬのか?」
貴「･･･い」
「!!?」
ﾊﾞｺｵｵｵｵﾝｯ
(人１)が奴を殴り飛ばした
「ガハッ･･････」
貴「このような物･･･痛みのうちには入らぬ」
奴にふれた為、傷が深く広がっていく
(人１)の体が、醜く、醜く、腐っていく
銀「止せェ!!」
貴「究極の痛みとは･･････仲間、家族、光を失う痛みだ。」
「だがお前はもう、弟は敵になり、母は死んでいった。
父親も帰ってこない。妹だけだ。
貴様は一人死んでいき、家族を置いて逝くと言うのか」
(人１)は奴を蹴ったりし続ける
ヒビが入って行く
貴「なぁに。ただ一人護る者を失っただけだ」
崩れてくる
楽「やぁヨ･･･アタシ･･･姉貴までいなくなっちゃうなんて･･･
考えられないヨ･･･辞めるネ姉貴･･･」
新「神楽ちゃん･･･神楽ちゃんの･･･言うとおりです･･･
(人１)さん辞めてください。
姉上だって･･･言ってました･･･(人１)さんとお話したいって･･･
力になりたいって･･･女の子同士でお泊りして･･･
感情を取り戻すまで見捨てられ無いって･･･
僕だって･･･同じ気持ちです･･･もっと･･･皆と馴染ませて･･･あげたい」
銀「月詠等も言ってたぞ･･･吉原に帰って来いってな。
吉原には、月詠、日輪、(人１)だって･･･」
貴「そう･･･か」
ﾄﾞｻｯ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 12人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
皐如月 - お、お気に入り登録が１０人って・・・・まじ嬉しいです! (2016年1月27日 19時) (
レス) id: 2b8f63110e (このIDを非表示/違反報告)
皐如月 - 面白投票数が１５票だと・・・!?こ、これは現実なのか・・・?あ、現実だ。ありがとうございます! (2016年1月27日 19時) (レス) id: 2b8f63110e (このIDを非表示/違反報告)
皐如月 - 銀時豆さん» そ、そんな・・・嬉しいです。かんな私にありがたいお言葉・・・(泣)本当にありがとうございます (2016年1月26日 20時) (レス) id: 2b8f63110e (このIDを非表示/違反報告)
銀時豆 - 番外編ですか！?楽しみです！駄作だなんて…こんなにいいお話駄作な訳ないじゃないですか！今でもたまに見に来てボロ泣きです(/ _ ; ) (2016年1月24日 16時) (レス) id: 8479b57960 (このIDを非表示/違反報告)
皐如月 - 銀時豆さん» ありがとうございます!嬉しいです。私の中だと、番外編も書きたいなぁ・・・などと思ってます。番外編作ったらご報告しますね。(＾ｖ＾)・・・こんな駄作に涙するなんて・・・ありがとうございます!(泣) (2016年1月22日 20時) (レス) id: 2b8f63110e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
