【銀魂】君と永遠の命を生きる

永遠・１８ ページ18

(人１)サイド

(人１)「･･････私を置いて逃げろ」姉貴(わたし)

自分でも分かっていた。




生き残れなかったら


もう、幸助君にも、真奈ちゃんにも、






愛してる、





パピー、マミー、･･････神威に、神楽にも


会えなくなるのを分かってた



なのに、何でもっと簡単に伝えられないの？
『先に逃げて、パピーを呼んで来い』って

威「嫌だッ絶対に行くものかッ」

神威が走ってくる

心と体が離れていく


キィンッ
威「!?」


来ないでと口で言えず、発砲して 『来るな』と現す



声が震える


(人１)「に、逃げろと言ったのが･･･き、聴こえなかったか?」

背後に５人の気配。
傘を振り回して撃ち飛ばす



回転蹴り。私の得意技を連発する


威「そんなの嫌だよ･･･」



傘で発砲し、パイプの押さえを外す。


ガラアアアンッ



神楽と神威が見えなくなる



神楽と神威の叫び声が聴こえる



泣いているのが分かる
良いんだ。これで･･･


もう諦めながら傘を振るう。

すると油断したとたんに







パアアアンッ


左腹にジワジワと血が滲む




(人１)「ぁ･･･れ･･･?」


「撃てエエエエエ!!」


バサッ


傘を広げ身を護る体制をとる





だが




背後から





斬られる





(人１)「うああああああああああッ!!!」




そして




黒い布をかぶせられる



威「姉貴イイイイイイイイイイ!!!!」





神威、皆の事、よろしくネ･･･




ごめんネ･･･




わたし
姉貴、









もう･･･




　






帰れそうにないや









ごめんなさい









さよなら









私の









家族達









そこで私の意識は途絶えた

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