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一瞬にして
クラスの視線がのんちゃんに集まる
小「え！？ちょとまって！？」
「のんちゃん、」
小「まじで！？え、流星がAのことす」
「のんちゃんーっ！」
本当は口を塞ぎたいところだけど
到底、手が届きそうにないので
小「っうわ！」
「ちょっと来てっ！」
グイッと思いっきりのんちゃんを引っ張って
慌てて屋上へと連れ出した
.
キーンコーンと
朝礼のチャイムが聞こえるけど
今はそれどころではない
小「なぁ、Aは知ってたん！？」
この男を沈めなけ…静めなければ。
「のんちゃんにも言おうと思ってたんだけど」
小「いつから？なぁまじで！」
「分かった話すから！近いから！」
驚いているのか
若干楽しんでいるのか
左の広角上がり気味ののんちゃん
「えっと…いつかは忘れたけど」
小「そんな前から！？」
「のんちゃんうるさい。」
小「ごめん！」
なんて説明しよう
「もちろんわたしは智洋の彼女だから
流星にそんな気はないんだけどね？」
小「おんやろうな。」
「ただ流星が…奪うって…」
小「奪うーっ！？神ちゃんから！？」
「のんちゃん声でかい。」
小「ごめん！」
どうしたらいいんだろう
わたしだって
智洋も流星も大切で
小「神ちゃんは知ってんの！？」
「うん 知ってる。」
小「えー！知ってんのーっ！？…はっごめん！」
わたしがうるさいと言う前に
のんちゃんは口に手を当てた
「ねぇ、のんちゃん。」
小「ん？」
「どうしたらいいと思う？」
今のわたしの心の支えは
のんちゃんだけだよ
そんな思いで見つめれば
小「…っは、A」
「のんちゃんまでやめてね。」
ふざけた様子で胸を抑えるのんちゃんに
真剣だから、と怒る
小「ごめんごめん、俺は好きにならへんよ。」
そう言うと
近くの壁に寄りかかってわたしを呼ぶから
そっと隣に並ぶ
と
ポンっと大きな手が
わたしの頭に乗っかった
「え？」
なに、とのんちゃんを見上げれば
小「あんま心配せんでもええんちゃう？」
「…え、でも」
小「流星がどこまで本気かは知らんけど、Aは堂々と神ちゃんの隣におったらええやん。」
彼女やねんから、と
のんちゃんがのんちゃんらしくない
カッコイイことを言った
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ぁぃ(プロフ) - 嫉妬したり、ドロドロしていた所すごく良くて、この感想を書く前に何回も読み返すほど良かったです！ (2016年10月18日 2時) (
レス) id: 20973378e7 (このIDを非表示/違反報告)
そら - とっても素敵なお話でした〜〜！ありがとうございます！ (2016年9月12日 0時) (レス) id: 04cf91f7c2 (このIDを非表示/違反報告)
( ? ) ぴぴ(プロフ) - 更新楽しみにしてます！忙しいと思いますが頑張ってください 〜〜 (2016年6月11日 21時) (レス) id: 428cc0ae53 (このIDを非表示/違反報告)
山田 淳(プロフ) - この小説大好きです！神ちゃんと流星に取り合いされるなんて幸せですね♪笑 お話の続きが気になります!!! これからも更新頑張って下さい！応援してます♪ (2016年5月4日 17時) (レス) id: 54fa745ed8 (このIDを非表示/違反報告)
しーたろう(プロフ) - 神ちゃんの溺愛っぷりがすごいいいです！この後の展開も楽しみにしてます！ (2016年4月22日 12時) (レス) id: babed0ee6b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす∞
| 作成日時：2016年2月13日 1時
