表参道高校合唱部のその後のお話。 (ページ3)

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『３』ページ3

生徒数の減少で廃校が決定した表参道高校。

それは、たった一本の動画で解決した。

真琴の両親を復縁させるため

だけにつくった劇が

こんなことになるとは

きっと、あの場にいた全員が思いもしなかったであろう

動画のお陰で、入学者数は去年の倍となった。

廉「おい！凄いぞ！」

部長が興奮ぎみに部室に入ってきたのは

真琴達が３年になった、４月の事だ。

もちろん、部長は廉太郎。

そして、副部長は美子に決定した。

大「なんだよ、部長」

廉「凄いんだって！入部希望者がこんなに！！」

そういって、机に置いた入部希望用紙はざっと見ても20枚は越えている

美「えっ！？こんなに？」

廉「そう！今、提出されてるだけでも25人」

真「やった。これで、難しい曲にも挑戦できるね」

佑「いや、そーでもないよ。」

ア「だって、みんな初心者だろ？」

廉「そーなんだよ。そこが問題」

快「ま、有明先生がいれば何とかなるでしょ」

そして、4月の下旬から１年生も混ざって

練習が始まった………