【REBORN】ほんとのセカイで。

せかい ５２　+作者から ページ16

私を、ヒーローにしてくれ。

怖くないんじゃない。ふりをしていたんだ。
怖いんだ。どうしようもなく、怖いんだ。

震えてしまうほどに怖くて。
ただ恐怖を悟られないようにするのが精いっぱいで。


脚が動き出す。


本当は皆怖いんだ。
死んでしまうのが

失ってしまうのが

怖いんだ。

ポケットに入れてた髪留めを手に握りしめ

全力で走った。あれが彼の頭上に落ちる前に、砕く。

そう思った途端、想像もしてないのに髪留めはハンマーになった。

大きなハンマー。私はやけに手に馴染んだそれを思いっきりふり、瓦礫をたたき割った。


轟音があたりに響く。

ツナは驚いた表情でこちらをみて、リボーンはニヤリと笑っている。



ああ、ああ、私ははやく死んだほうがいい。


そんな事を思いながら、無様に地面に叩きつけられる。


「ぶべぁっ」

女あるまじき声が口からこぼれて、銀色のハンマーは小さな髪留めに戻り
ツナがこちらに駆け寄ってきた。


「だいじょうぶ？！」

「うん、平気だよ」


たちあがってそう答えれば彼はほっとした様にため息を漏らした。



「そっちこそ大丈夫？」


「えっ、あっ、うん！大丈夫だよ！」


「ならいいよ」



少しだけでも、昔あこがれていたヒーローに近づけただろうか。



ーーーーーーーーーーーーーーーー
無事受験勉強終わりました

そして終わって受かりました



ログアウトしてたんすよ。パスワードわかんなくなったんですよ。


そして放置になりました。別のｱｶｳﾝﾄ作った瞬間おもいだしたという。


申し訳ありませんでした！！！！！！



なになに？？べつｱｶｳﾝﾄで小説つくってんのか？

作ってます。

詳しくはトマトぐらたんで作者名検索。

こちらでも活動を主にサブでトマトぐらたんとしてやらせていただきます。

よろしくお願いします。


お買い物は次回

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←作者から

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す