【REBORN】ほんとのセカイで。

せかい ５１　ヴァリアー編 ページ13

思い出せない夢を見てから、数日たった。

身体はすでに完治していて、学校に通う普通の毎日を送る。

思えばどうして私はあのとき骸と互角だと思ったのだろうか。

普通じゃない生活のせいで気が狂ったのだろうか。

はたまた、私もどこかの主人公のように、強くなりたいと思ったのだろうか。

昔の自分のことさえわからない。


日曜。

補習があると言われ学校へ行く。

いつもの道を歩いていると、携帯が小さく震えた。

なんだろう。そう思い開くと獄寺、という文字が表記されている。

メールだ。

見てみると、今日サボって遊びに行こうということらしい。

ツナと山本もいるそうなので、私は足早に、待ち合わせ場所と書いてあるところに向かった。

日曜日だ、遊ばずにはいられない。

なにせ、まだ中学生なんだから。


皆と合流し、初めて会ったハルちゃんと挨拶する。

「すごい大所帯..」

と呟くツナに笑いながら話しかける。

「そうだね、子供もいるし。こりゃ目立つなぁ」

「だよねー..」




ランボの暴走も終わり、やっとゲームセンターにつく。

「獄寺くんよ、私とあのシューティングゲームで勝負しよう！」

獄寺の腕をひっぱり急かす。

彼は嫌そうな顔はせず、望むところだ！

と言ってくれた。

「じゃあ負けた方が勝ったほうの言うこと聞くってことで！」

「は？！」

「じゃ、すたーと！！」

「ちょっ、くそ！」


結果は、私の圧勝である。

目の前で悔しそうにしている獄寺

「あーっはっは！！私にかかればこんなもんよ！」

「くっそ〜〜！！もう一回だ、もう一回！」

「いーやーですー！負け惜しみよくなくてよ！！」

不毛な会話を続けていると、京子ちゃんたちがプリクラ撮ろうと誘ってくれた

私は獄寺を置いて京子ちゃんたちとプリクラを撮りにいった。


そのときはすごく楽しかった。

本当に楽しかった。


でも幸せとはそう長く続かないものであった。


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獄寺推しってわけじゃないんです
でも獄寺かわいいから....
絡ませたい...
オチはふらふらさせて雲雀なんです..

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