好きになってよ。【ダイヤのＡ】

おさえるしか ページ10

御幸side



御「なあ……A。俺さ、お前のことすげー好き。」



あ「き、急に何……！？///」



御「はははっ！その照れた顔可愛いな！」





Aのなにもかもが愛しく思えた。





あ「わ、私だって好きだよ///」



御「知ってる。」



"もう"なんて顔を赤らめながら小さく笑うAが可愛くて大好きだった。





御「もし俺がさ、プロになったら俺のためにAが毎日練習頑張れるような弁当作ってくれよ。」



あ「いいよ？しょうがないから、毎日一也の家まで届けてあげる！」



わかってないなあAは。



御「ちげーよ。


毎日Aが俺のために作った弁当持って玄関まで来ていってらっしゃいのちゅーすんの♪」





Aはやっと意味を理解したのかその大きい目をぱちくりさせて俺を見る。





あ「それって……///」



御「はっはっはっ！Aは将来の俺の嫁確定だからな！」



あ「か、一也のバカっ///」



御「とか言いながら嬉しそうだけどー？」



あ「そうだったら悪い……？///」





俺はAの頭をくしゃくしゃとなでる。





あ「……///」



御「ずっと一緒にいろよ？」



あ「………うん……！///」





ーーーーー



パチッ



そこで御幸は目を覚ました。



御「……っ、夢かよ。」



しかもホントにした会話だしよ……！



御「くっそ……！」



諦めたいのに、それ以上に好きという気持ちが御幸を葛藤させる。



もう、こうなったら………





御「徹底的に、自分をおさえるしかねーな……。」

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