若社長ちゃんと＿＿6 ページ8
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『……話が見えません、社長。』
最近訪れる事が多くなった社長室。
前回同様俺はソファに座らされ、少し違うのは社長は俺の横ではなく前のソファに三毛月社長と座っているということ。
「うん、だからね、三毛月社長がここでマネージャーとして働きたいと言ってるんだ。
別に断る理由もないし、丁度人手も足りないと思ってた所だしね。」
社長はにこやかにそう言い、隣の三毛月社長は少し俯きながらチラチラとこちらに視線を送ってくる。
『ですが社長。三毛月社長はご自分の事務所がおありでしょう？
社長が不在の状態では事務所はどうなるんです。』
「問題ないわ。」
堂々とした口調で三毛月社長が言う。
「お父さんは元気になってまた社長の座についたもの。いつでも私にその席を譲るって言ってるけれど、お父さんが元気なうちはその席に座る気はないわ。」
その言葉に思わず『は…？』と口にする。
百さんは確かその親父さんはもう長くないと言っていたはずだが。
『病気で倒れてもう長くないんじゃ…。』
「そうね。そのはずだったわ。
けど手術が上手くいったみたいで、倒れる前より元気になってたわよ。全く、人騒がせだわ。」
その口ぶりは変わらずトゲトゲしかったが、表情は柔らかいものだった。
いやしかし、だからと言ってどういう流れでここでマネージャーとして働きたいと？
一応事務所的にはライバルなのに、それはいいのだろうか。
「お父さんはここの事務所で働くことに賛成してくれているわ。
沢山学んで、私がまた社長になったときにそれをいかせって。」
ヒクッと頬がひきつる。
「それじゃあよろしく頼むよ、三毛月くん。」
「ええ、勿論よ。」
俺とは相対して笑顔で握手を交わす二人。
勘弁してくれと頭を抱える俺は、きっと間違っちゃあいないのだ。
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しーちゃん(プロフ) - ルチアさん» 勿論良いですよ(*^^*)明日になるかもしれませんが精一杯書かせていただきます(*^^*) (2017年8月2日 20時) (
レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア(プロフ) - リクエストです。番外編に、華澄編も入れて頂けませんか？ (2017年8月2日 20時) (レス) id: 0f75b247de (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ルチアさん» 文が今見返してみれば乏しいので。もうしばらくお待ち下さい。 (2017年7月29日 9時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃん(プロフ) - ルチアさん» 長い間お待たせして申し訳ありません。今日中に番外編、そして社長へんを完結させようと思っています。ルチア様のアイデア取り入れさせていただきます。そして今受験生でありながらこれの前作（本編）の方を書き直そうと言う風に思っております。 (2017年7月29日 9時) (レス) id: 2262265ad5 (このIDを非表示/違反報告)
ルチア - 本編は、夢主を怒られた三月社長が 、寮を出てしまって、三月社長に恨みがある人に攫われて、それを夢主が、助けに行く。ストーリーがいいです！見当宜しくお願い致します (2017年7月29日 4時) (レス) id: 0d5ca06f9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しーちゃん
| 作成日時：2017年3月5日 9時
