元鬼殺隊の桜柱様は大切な人を作らず、ただひたすらに呪霊を狩る

空っぽの心 ページ2

でも、御館様は「Aにはカナエとは違う別の
才能があるんだ。それがいつ開花するか分からない。
けど…これだけは分かる」

A「私は必ず…」

御館様『Aは必ず、人を救えるようになる』

A「…御館様らしい答えね」

そうして私が桜柱になり数ヶ月後、鬼を連れた隊士が居る

ことで私達柱は柱合会議に呼ばれた。

A「えーっと…これは一体どういう…」

実弥が箱を持って暴れてた。

マジでどういうこと？

A「…ふーん…その箱に入ってんのが鬼ね…気配からして
君の姉か妹ってとこかな？」

炭治郎「！君は…最終選別に居た…」

A「うん。君の同期であり、桜柱の胡蝶Aです！」

まぁ、結果は御館様の説得により様子見となった。

…それからすぐだったと思う、無限列車の任務で

煉獄さんが死んだ。

A「…」

しのぶ「A…？」

宇髄「大丈夫か？」

A「何でだろうね、涙が出ないの」

蜜璃「！」

A「…カナエ姉さんが死んだあの日から…私さ
泣けなくなっちゃったの…今だってそう。
煉獄さんが死んで悲しいはずなのに…悔しいはずなのに…
何も感じないの。怒りも、悲しみも…」

無一郎「A…」

A「ごめん。鬼殺隊最強だなんて言っておきながら…
私は煉獄さんを助けれなかった…ごめん…蜜璃…小芭内…天元…」

伊黒「Aのせいではない」

蜜璃「そうよ！Aちゃんが悔やむ必要はないわ！」

宇髄「お前に地味な顔は似合わねぇよ。
Aはな、派手に笑っとけばいいんだよ」

伊黒「それ以上謝るな。目眩がする」

A「…うん。分かった」ﾆｺｯ

やっぱり小芭内は優しいなぁ…

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