元鬼殺隊の桜柱様は大切な人を作らず、ただひたすらに呪霊を狩る

遅刻常習犯ですか ページ4

6年後…

最終決戦から約6年。

？「…君が胡蝶Aちゃん？」

A「違います」即答

…6年後の現在、私は上から下まで真っ黒で

目隠しをした不審者に声を掛けられました。

…姉さん、助けて。

？「…君、4年前まで鬼殺隊の柱だったよね？」

A「ﾋﾟｸｯ」

？「僕は呪術高専の五条悟。
早速だけど、君には呪術師になって欲しいんだ」

呪術師…？

まぁどうでもいいけど…

A「話の内容による。
具体的に何をすればいいの？」

五条「鬼殺隊の仕事と変わらないさ。
君の呼吸法、家系諸々を調べさせてもらってね。
変わるのは刀を振るう相手が鬼ではなく呪霊って事と
術式で戦う事」

殆ど鬼殺隊の仕事と殆ど変わらない…

呪霊ね…多分鬼殺隊と同じ命懸けの仕事。

『A達にはおばあさんになるまで生きていてほしいの』

『あの時、泣けなくてごめんなさい…』

『…私はただの腰抜け。これくらいさせて』ﾆｺｯ

A「…いいよ」

五条「！」

A「…その代わり、誰とも仲良くする気はないから」

五条「…決まりだね。でもいいの？高校とか…」

A「…小5の頃から4年前まで鬼を狩っていた。
満足に学校に行けていなかった」

それに…幸せになった姉さん達の所に呪霊を

寄越すわけにはいかないしね…

五条「…」

A「今更よ、今更。
人の関わり方なんて知らない…興味すらない。
…アンタだけには伝えといてあげる」

五条「？」

A「…私さ…“_______”。それだけ」

五条「！…覚えておくよ」ﾆｺｯ

ーー呪術高専
A「…デカっ」

五条「でしょ〜？あ、一応衣食住は保証するよ。
まぁ簡単に言えば全寮制って事。
それと、下手したら入学拒否られるから
頑張ってね〜」

A「…はぁ…」

ｶﾞﾁｬｯ…
？「悟。責める程のない遅刻をするなと言っているだろ」

…何これ…おっさんが可愛いを作ってる…

いや、あれは可愛いの分類に入るのか？

考えるのを辞めよう。面倒くさい。←これが本音

五条「責めるほどじゃないのなら責めないでくださいよ〜
どうせそのキモい人形作ってんだからいいじゃないですか
8分くらい」

A「…」

この人多分、常習犯だわ…

理不尽な世界での使命→←動き出した歯車

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