あっ、君が笑ってる！〜１年生編〜【テニプリ/立海】

No.7* ページ8

そう言った直後幸村くんが問題を出してきた。

｢さて皐月さんに問題！俺達が知り合うキッカケになったスポーツは何でしょうか！｣

｢えぇ！？うーん……。｣

朝幸村くんと真田くんは三連覇がどーたらって言ってたから……。
サッカー？野球？でも、野球だと坊主にしそうだし。あっ幸村くんと真田くんの坊主姿想像して笑いが……ぶふっ。
どの部活も凄いらしいけど、テニス部は、まだ全国三連覇したことないんだっけ……｡
うーん……。
でも、真田くんと蓮二は剣道部にいてもおかしくない感じなんだよな……。

｢ヒントをやろう。ヒントは球技だ。｣

この問題を出している時、もう体育館の前だった。なので蓮二は一時中断だと言い。列のまま体育館に入っていった。

入学式の間、先ほど出された問題で、頭がいっぱいになってしまった。
すると、私の耳に凛とした声が入ってきた。

｢柔らかく暖かな風に舞う桜とともに、僕たちは今日、この、立海大附属中学校の門をくぐりました。……｣

新入生代表の言葉を述べたのは、柳生比呂士くんと言う子らしい。
後ろの子がぼそぼそと話していたので聞こえてしまいました。

メガネの中は逆行で見えないが、この男の子もかなりの美形だと思う。
この中学校の中だけで、美形を4人も見つけてしまった。
そうAは思った。

〜next〜

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