No.4* ページ5
ドアが開いた途端教室はシン…と静まり返った。
「弦一郎。ここが1年C組のようだよ。」
「あぁ。」
聞き覚えのある声がしてドアを見る。
すると朝桜の木のしたで校舎を見上げていた男の子がいた。
「あっ……。」
無意識に私は声を出してしまった。
すると柳は私の耳元で、知っているのか?と聞く。
私が朝見たの、と伝えると納得したのか、ほぅと言い、柳は彼達の方へ向かった。
「やぁ、君は幸村くんと真田くんで間違えはないな?」
柳は相変わらず涼しい顔をしながら彼らに問いかける。
すると、帽子を被った男の子が言葉を発する。
「む、貴様、俺達の事を知っているのか?」
そう言った彼は怪訝な顔をしていた。
「あぁ、名前を言っていなかったな。俺は…。」
「思い出した!!」
藍色に近い髪色をした子はそう言った。
その声は、とても大きくクラスの視線がそちらへ集中する。
「あっ、ごめんよ。みんな話を続けていいんだよ?」
そう藍色に近い髪色の男の子は頬を少し赤くして言っあ。
その言葉を合図にまたまた教室はザワザワとし始めたのだった。
〜next〜
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鳴菜瀬(プロフ) - リューヌさん» 返信遅れてごめんなさい。初めまして!私の作品を読んでいただきありがとうございます!面白かったと言っていただけて嬉しいです。更新速度が遅いですが気長に待って頂けると嬉しいです(笑)頑張ります! (2017年1月28日 18時) (レス) id: 75733470f8 (このIDを非表示/違反報告)
リューヌ(プロフ) - はじめまして! すごく面白かったです! 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年10月20日 7時) (レス) id: d26bccd53e (このIDを非表示/違反報告)
鳴菜瀬(プロフ) - コメントありがとうございます。雪華様の期待に添えるように精一杯書かせて頂きます。更新頑張ります! (2016年10月19日 19時) (レス) id: 75733470f8 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - とっても面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます♪ (2016年10月16日 23時) (レス) id: 0f314a13a0 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 鳴菜瀬さん» ハッ、ハラハラ…ど、ドキドキ…(°_°) (2016年8月10日 23時) (レス) id: a396c6ef54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴菜瀬 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aina20631/
作成日時:2016年3月4日 19時