No.16* ページ17
キーンコーンカーンコーン
学校の中にチャイムの音が鳴り響く。
号令と共にドアから一斉にクラスを飛び出す。
「さぁ行こうか。A。」
「ん?私、精市達と行動するの?」
そう私は聞くと、精市をはじめとする後ろの2人も、当たり前だという顔をした。
「ちょ、蓮二も弦一郎もそう思ってたの?」
2人はうんと縦に首を振る。
「ほぉら、A時間は沢山あるんだ、しかも今日、バレー部無いんでしょ?」
どこからその情報を手に入れた。
すると後ろから真田が後ろから背中を押して来た。
「行くぞ。A。」
男子の力に適うはずも無く、荷物を持って、テニスコートに連れていかれた。
〜〜〜
Aは、3人が顧問の所へ入部届けを出しに行っているのを待つ為に、テニスコートの周りの芝生に座った。
「……でさ、……なんだよ……だからさ、……。」
後ろから話し声が聞こえたので、その声に振り返ると、スキンヘッドの頭と、赤と白が見えた。
「あっ!!」
小声で言ったのだが、白い髪のやつには聞こえてしまったらしい。
「のぉおまんさん。今なんか言ったかのぉ?」
中1とは思えない色気を含んだ声で話し掛けてきたので、Aはタジタジとした。
〜next〜
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鳴菜瀬(プロフ) - リューヌさん» 返信遅れてごめんなさい。初めまして!私の作品を読んでいただきありがとうございます!面白かったと言っていただけて嬉しいです。更新速度が遅いですが気長に待って頂けると嬉しいです(笑)頑張ります! (2017年1月28日 18時) (レス) id: 75733470f8 (このIDを非表示/違反報告)
リューヌ(プロフ) - はじめまして! すごく面白かったです! 更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2016年10月20日 7時) (レス) id: d26bccd53e (このIDを非表示/違反報告)
鳴菜瀬(プロフ) - コメントありがとうございます。雪華様の期待に添えるように精一杯書かせて頂きます。更新頑張ります! (2016年10月19日 19時) (レス) id: 75733470f8 (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - とっても面白いです!更新頑張って下さい!楽しみにしてます♪ (2016年10月16日 23時) (レス) id: 0f314a13a0 (このIDを非表示/違反報告)
かえる(プロフ) - 鳴菜瀬さん» ハッ、ハラハラ…ど、ドキドキ…(°_°) (2016年8月10日 23時) (レス) id: a396c6ef54 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:鳴菜瀬 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/aina20631/
作成日時:2016年3月4日 19時