*喜*怒*藍*楽*【美風藍】

哀。6 ページ8

*









私はデビューライブで歌う曲を歌った。
もちろん得意な曲を歌ってアピールをしても良かったのだが、やっぱりレッスンしてもらうならこっちの曲のほうが断然いい。




｢結論から言うけど


声は綺麗だしちゃんと気持ちを入れようとして歌ってる。
だけど腹式呼吸が全然できてないから曲の後半で息が足りなくなって息継ぎが多くなってるし音にも安定感がない。


まず、基礎から固めなきゃだね｣



今まで歌に対して褒められることしかなかった私は指摘されてゾクゾクした。
もっと、これより上にいけるんだ。



｢まず筋トレから。


このメニュー全部こなしてよね｣



渡された紙に書いてる内容は私が嫌いなものばかり。
もともと基礎練習が嫌いな私は筋トレをいつもテキトーにこなしていた。



｢なにか文句ある？それとも逃げ出すの？｣



｢逃げ出さない！みててよね！藍ちゃんに負けないぐらいうまくなってやる！｣









強がってそう言うと


ずっと無表情か不機嫌そうだった藍ちゃんの表情が柔らかい笑顔になって







｢期待してる｣

哀。7→←哀。5+少し質問

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The prince kissed the princess on the fingertips.

鳳英ニprince

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