優しい ページ24
私の顔面に当たるはずのボールは何故か月島の腕に当たり…
月「あんたもさ、なんで近くにいるの、もう少し離れたとこから見なよ」
「あ、はい」
正論過ぎて何も言えん
及「ご、ごめん！大丈夫？」
月「僕は大丈夫です…１つ疑問ありますけど」
及「何！？」
月「なんで毎回Aに当てそうになるんですか」
え、これに理由あんの！？
及「…それは」
「「それは、？」」
及「俺と一緒で、ボールもAちゃんに惹かれてるんだよ…」
バゴンッ
及「いだっ！」
岩「すみません、今は帰ります、放課後また来ます」
ぶはっw及川さんどんだけ殴られんのw
旭「お、俺らも今日は朝練終わりにするか、？」
大「だな、放課後また練習！」
「「ういっす！！」」
1週間これかぁ…てか月島スタコラサッサっと帰ろうとしてんですけど！？
グイッ
月「っ何？」
「やっぱ腕、腫れてんじゃん！保健室行くよ！」
月「はっ！？いや、良いからこんなの」
「ダメです」
月「湿布くらい自分で貼れるんだけど」
「私の責任でもあるし黙ってて」
月「は、」
「はい終わり！」
月「んじゃ帰る」
「月島、ありがと！助かった」
月「別に、ただこれからは心配になるからコートからは離れて」
「あっ、分かった」
月「放課後ぶつからないよーにね？w」
すぐ煽る…
でも心配かぁ…意外と優しい？かも知れない
まぁでもやっぱ岩泉さんしか勝たん
岩「ハックシュン！」
及「岩ちゃんに春が来た！？」
ボゴッ
岩「黙れ」
この後放課後の練習はなんとか乗り越え、家に帰った私達…
なんだけど…
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作者名：あいみ | 作成日時：2020年10月15日 1時
