なにわの掟2ー5

可愛いから2 ページ10

NO side


なにわとちびっ子だけでのレッスン。この日も朝から最高に西畑の機嫌が悪くちびっ子達ですら察してしまい現場がピリピリしていた



岩倉『っっ！あ"！！ごめんなさい！！！！！』


西畑『っあああ"ー！！！！！！もうなんやねん！！！！！』


岩倉『ごめんなさい！ごめんなさい！！』


西畑『ﾁｯ謝って済む問題ちゃうやろ？なぁ？？』


岩倉『……ごめっごめんなさいっ』



そんな空気だったからかたまたま移動でしかも西畑にぶつかってしまった小さな少年。怒鳴る西畑と泣きながら謝る岩倉にレッスンが止まる。思わず間に入る周りのメンバー



藤原『大吾！謝ってんねんからもうええやろ？わざとちゃうんやからっ』


西畑『はぁ？よくないねん！！』


大橋『大ちゃん落ち着いて？』


西畑『は？無理やっ』


そう言って静止の声も無駄に2人を押し退け岩倉をフォローしていた道枝と長尾もどかして岩倉を正面から睨む



西畑『お前向いてないからやめろ』


岩倉『ﾋｸｯごめっにしはたくんっごめなさっいっ』


バチィィィィィィィン！！



岩倉『うわ""ーーーーーーーーーーーん！！！！！！』




刹那西畑が手を振り上げて手加減なしにお尻に落とした。それまで静かに泣きじゃくっていたのが急に火がついたように泣く岩倉。周りも凍りつき青ざめる





大倉『大吾！！！！！！！！！！！！！！！！』



西畑『っ！！！！！！！！！！！』



大倉『お前…お前今何した？』



西畑『………こいつがぶつかってきたんです』



まさにこの状況では救世主であろう大倉が突然声をかけた。実はこうなるほんの少し前から静かに影からレッスンの様子を見守っていたのだ



大倉『大吾最低やな。ちょっとこい。丈ごめんやけどあとのフォロー頼んだで？』



まさか手を出すなんて想定外だったが冷静に指示を出す


藤原『っは！！すみません！！！！』


大倉『ごめんな？大丈夫やからな？』


岩倉『ひくっひくっ、、』


大倉『絶対後で大吾に直接謝らせるから。ごめんな？』


岩倉『ﾋｸｯﾋｸｯふぇぇぇぇぇ〜！！』


泣きながら頷く岩倉にそういうと無理やり抵抗する西畑の腕を掴み引きずって外に連れ出した大倉



大橋『ごめんな？ごめんなぁ？？』



岩倉『うわああああああああん！！！！』




西畑たちが連れ出されてすぐ大橋が動いて司を抱き上げどこかに謝りながら連れ出す。この後地獄のような空気に包まれたがなんとかなにわがフォローして回った

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