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《Aside》
ユサユサと
揺られる感覚
目を開けると
優しい笑顔
A「風・・ポン・・」
風「おはよう。大丈夫？」
A「あ・・もう、授業終わり・・？」
風「うん。今日もバイトでしょ？はい、これ」
ノートを渡されて
A「これ・・」
風「今日の講義、全部書いておいたから」
・・っ
A「ご、ごめん・・ありがとう」
風「ほとんど寝てないんでしょ？身体壊れちゃうよ」
A「ごめん・・」
風「それでも、お金受け取るのは嫌なんでしょ？貸すだけって言ってるのに」
お金がなくなった俺に
風ポンは
快く
お金を貸すって言ってくれた
返せる時でいいって
でも
そうはしたくなかった
友達だからこそ
お金のやり取りは
したくなかったんだ
A「ありがとう。また、明日ね」
そうは言ったけど
俺の体は
やっぱり限界だったみたいで
その日
工事現場で
めまいがした
近くにいた
大ちゃんに
親には連絡しないようにって
それだけ言って
俺の記憶は途切れた
目を開けると
さっきのデジャヴみたいな
風ポンの顔
A「夢・・？」
風「夢じゃないよ。気が付いた？」
意識がしっかりすると
ベッドの上で
寝てるコトがわかった
A「なんで・・？」
風「相葉ちゃんのバイトの先輩？から電話掛かってきて」
・・大ちゃんだ
親には言わないでって
言ったから
A「ごめん・・風ポン」
風「そんなに気を遣わないでいいよ。友達でしょ？俺達」
そんな優しい言葉に
涙が溢れた
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shin 0630(プロフ) - ずっと心待ちにしてました。お話更新ありがとうございます。翔くんの心の変化の流れが心地よいですね。更新が、待ち遠しいです (2019年6月20日 15時) (
レス) id: 88f74a6eaa (このIDを非表示/違反報告)
なおち(プロフ) - どんどん展開が変わってきて、面白いです。雅紀はちっとも変わってないけど、翔さんサイドが変わっていく景色の中、これからどう方向転換するのか気になります。更新いつも楽しみです！ (2019年5月27日 22時) (レス) id: 4cd26d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
shin 0630(プロフ) - 新作ありがとうございます。毎回読む度に惹き込まるて、何度も繰り返し読み込んでます。翔くんに自分の気持ちがバレて拒絶の言葉を突きつけられた雅紀。ますます目が離せないですね。 (2019年5月24日 6時) (レス) id: 88f74a6eaa (このIDを非表示/違反報告)
なおち(プロフ) - 雅紀の診療所はラストホープのイメージかな？コオ先生も好きだけど、ラストホープの雅紀も大好きでした。そこに神カルの翔ちゃん来たら面白いかもしれない（笑） (2019年4月23日 0時) (レス) id: 4cd26d7ff0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐり(プロフ) - こんにちは！私のフワっとした纏まりのない妄想をmiuさんが形にしてくださるなんて感激です！！ドキドキわくわくしながら続きをお待ちしております！！ (2019年4月22日 23時) (レス) id: 60116ed64d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：美羽
| 作成日時：2019年3月16日 8時
