消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ44)

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42話ページ44

なんとも悪いと思ってなさそうな感じで謝ってきたが伝えてくれるのならなんでもいいのでとりあえず許してやった((((

昨日と同じ風にビデオ観てたのだがちょうど1時間たった頃だろうか、急にコーチがビデオを止める

『どうしたんですか？？？』

僕が尋ねると行くぞとだけ言ってそのままコーチの車に連行された

『新手の誘拐ですか？』

あまりにも堂々すぎる白昼の誘拐、まあ夕暮れ時だけど

溝口「なわけねぇだろ！何が悲しくてお前みたいにデケェやつをわざわざ誘拐すんだ、アホが！するとしても女児だろ！」

なぜか少し傷ついた、のは置いといて、流石に教師としてその発言は如何なものか、女児こそしちゃいかんだろ、やだよ僕。知り合いからましてや顧問？が犯罪者とか

溝口「おい、そんな俺を変質者、犯罪者みてぇな顔で見んじゃねぇ」

そんなつもりはなかったが全て顔に出ていたようだ、まあ言う手間が省けたからよしとしようかな

溝口「なに少し満足気なんだよ、口に出さなくても伝わったからいいやみてぇな雰囲気だすな！」

言わなくても全部わかってくれることが判明。
これコーチの前でなら喋んなくてもいい説浮上じゃない？

『じーっ』

溝口「んだよ、発しねぇとなんも分からんぞ」

ダメみたい。なんだまぐれか、ちっ

溝口「舌打ちをするな！まったく、ほれ着いたぞ」

いつの間にか着いたという目的地。降りるとそこはなんと、病院でした。

溝口「なんでそんな心外！みたいな顔してんだよ」

『だって、連れてこられるとは』

溝口「お前ほっといたら行かねえタイプだろ」

『そんな事ありませんよ、覚えてれば行きます』

溝口「で、覚えてたの？｣

『いいえ』

溝口「やっぱ行かねえじゃねえか！｣

ごんっ、て鈍い音がしたと思ったらそれは僕の頭のようだった

いてぇと文句垂れてたら呼ばれたため文句は後で言うとして診察してもらうことに。

視診、触診、問診、ある程度のことが終わったあとにレントゲンを撮る事に

医師「この真ん中んとこが胸椎で、その周りが肋骨ね、んでココ、第10肋骨ていうんだけどここにひびが入ってるわけさ、君倒れてぶつけた言ったけど結構意識飛ばしたてことだね」

寝不足で学校に行き立った瞬間に意識飛ばしてぶつけて肋骨折るとか僕のことながらやばくない？アホやん笑

医師「若いうちは無茶しやすいから身体いたわる事も大事だよ？あ、全治3週間てとこだからその間は絶対安静。いいね」

医師の圧が強くて、はいと返事する他なかった