消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ39)

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37話ページ39

その後淡々と朝練は進み、あっという間に放課後。
え、早いって？それは夢小説都合だから気にしないで(((

入畑「茉白、ちょっといいか」

監督に呼ばれて僕はそちらに向かう

入畑「お前に少しでも色んな学校の色んな選手のプレーを見てもらいたいから過去の大会や練習試合の映像を集めた。今日明日はこちらに参加しなくてもいいから観てくれ」

なるほど、それは面白そう、、

僕は少し前にやってきた烏野高校のセッターくんとオレンジくんが気になった

『監督、この前のオレンジくんとセッターくんの中学の時の映像って、、』

入畑「もちろん用意済みだ。」

さすが監督、用意周到だね

『ありがとうございます。視聴覚室お借りしても宜しいですか？』

入畑「ああ、それなら溝口くんも一緒に居るからあんしんしたまえ」

どうやら溝口コーチと2人で観るらしい、なるほどなるほど

『了解しました。じゃあ失礼しますね』

僕はその場を後にし、1度部室で過去の月バリと以前調べ、入手した同県の選手の情報が書かれた紙束をもち視聴覚室へ

ちなみに、こういった情報の収集は桃井を参考にしたのとすこーしだけ赤司の権力利用させてもらったよ。

もちろん赤司に伝えてはあるけどよく理解してなかったな笑
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『失礼します』

僕が着くと溝口コーチは既に居た

溝口「おー茉白、おつかれ。話は聞いたな？」

僕ははいと返事をした。するとコーチは自分の隣に座るよう指示を出した

『ありがとうございます、失礼しますね』

僕は先程とってきた資料を広げ、コーチに尋ねる

『とりあえず白鳥沢さんの試合が観たいのでそちらからお願いしてもいいですか？』

コーチは二つ返事で了承し、早速白鳥沢さんの試合をみせてくれた。

まず僕は絶対王者白鳥沢のエースである牛島さんに注目した。
敵視していて、ユースにも選ばれているというかなりの実力者。

彼のプレーを観て思ったことは2つ。
ひとつは圧倒的強者であること、やはり強さこそが全てというふうな白鳥沢さんのスタンス。それの具現化したもの、という印象だ。
そしてふたつめ、彼は王者である、強者であるが故にプライドがとても高い、自分に自信があり自分が強いということを自覚してる。つまりそこを上手く折ってしまえば、一気にこちらの分は良くなるということ。

それらを軽く牛島さんのメモ欄に殴り書きをし、次は牛島さんのプレーの癖や、上体の使い方を観るべくもう一度同じとこを再生するようコーチに頼んだ