消えたキセキはバスケやめてバレーやってるんだってさ (ページ24)

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22話ページ24

僕がコートに着くとお目当ての人物はボール片手にゴールを見つめてた。

え、あいつあんな叙情的なやつだったけか(((

なんかあったんかな、まあ単に久しぶりにまともなバスケをしたいだけかな、なんだかんだバスケ大好きっ子だもんな。

『青峰』

僕が声をかけると静かにこちらを振り返った

青峰「A、」

『うん、来てあげたよ。何か言うことは？』

青峰はわりぃ、ありがとうとだけ言った。

え、嘘でしょ。コイツマジでどうしたわけ？？
普段素直に謝らないやつじゃんか青峰きみは。

『なに、どうしたの？素直に謝るのもお前らしくないし』

青峰「少し前に黄瀬からテツの学校に練習試合で負けたって連絡きた。」

おぉ、それがどうした、だって黄瀬だよ？あいつの事だから舐めてかかって負けたとかその程度だよきっと。

てかそれで何故お前が凹んでんだよ

青峰「俺は俺に勝てるのは俺だけだと思ってる。」

まあ、お前は強いもんね。

青峰「けどテツがいつか俺より強いやつが現れるって言ってたのをふと思い出して、なんか知んねぇけどボール触りたくなって、お前に会いたくなった」

んー、こいつの野生の勘的なやつなのかな、、きっともう目の前に現れるっていう。それで少し火がついたのか？

まあ何故か萎れてるけど。

『そっか。んで何で萎れてるわけ？やっと待ってた自分が本気デぶつかれる相手に出会えるって直感があるんでしょ？』

青峰「俺は！Aとバスケやれんのならどこでも良かった！けどお前、急に居なくなっちまって、お前も俺から離れるんだって思った、」

ああ、それはホントに悪い事をしたかも。青峰からすれば唯一本気をだせる相手が急にいなくなって、自分から離れた、また1人になったて思ってもおかしくないわけだ。

んで謎の直感を感じ取って、僕に会いたくなった。バスケやりたくなったてとこかな

『うん、ごめん。僕さ憧れの人が出来たの。別に青峰から離れたつもりはなかったけど結果的にそういうことなんだよな、ごめんね。大丈夫。お前は強いよ。いくら黒子がいい光を見つけたとしてもお前は負けない。まあ、今から僕に負けてもらうけどね』

そういうとばっと顔を上げこちらを見つめてくるもんだから挑発的な笑みを見せてやった。
(´＾ω＾`)ﾆﾁｬｧちょうどこんな感じな。

青峰「はっ笑俺はAだろうが負けねぇよ」

いつもの俺様1番の青峰がこんにちはした、いや時間的にこんばんはだね。