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ただの友達 ページ6

ジスside





「ねえ、見てよ、ジス」



「うん?」





ジュニが指す方向を見ると、リビングでAの髪を乾かしてあげてるジョンハン






「あれ、本当にジョンハンかな」




「うん。ほんとにね。気持ち悪いよ、あんなジョンハン」





自分からは求めても、決して何も与えてこなかったジョンハン。



そんな彼が誰かの髪を乾かすなんて、考えられなくて





「でもね、ジュニ。あの二人、付き合ってないらしいよ?」




「は?嘘でしょ、じゃあどんな関係」




「A曰く友達なんだって」




「はあ?」






それを聞いたときは笑ってしまった。
彼女は面白い。




そして、ジョンハンがすごく気の毒だ






「ジョンハン、それで大丈夫なのかな」





さっきまで怒っていたジュニが心配そうな顔をする






「バチが当たったんだよ。今まで散々好き勝手してきたから。
愛した人からは愛されないんだ」






そんなジョンハンを見るのも面白い。




彼女は、ジョンハンのことを男としてみていない。




きっと一人の人間として向き合っている。




だからこそ、ジョンハンは彼女に魅かれたのかもしれない





「ジョンハン、キスもしてないらしいよ、Aに」





「はあ?屋根の下に二人だけで住んどいて?ありえない…」





「それだけ大事にしてるってことでしょ」






俺の知らないジョンハンが出てきすぎて
正直戸惑ってるけど




同時に、俺はAという存在を知りたいと思うようになった






「何、コソコソ話してんの」





そこには、ジョンハンがいた。


そんなジョンハンから顔を背けるジュニ。






「いやー。Aの前でジョンハン猫かぶり過ぎて気持ち悪いなって話」






そう俺が言うと、ジョンハンはきつく俺を睨みつけた。慣れてるから怖くないけど






「ジュニ。僕の話はAに絶対しないでよ?」






ジョンハンはジュニに冷たく言う。






そう。どうせ、俺らは逆らえないんだ、ジョンハンには






「ジョンハンこそ、もういなくなったりしないでよ」




そう俺は言うと





「Aがいるかぎりは、ね」






その言葉で、ジョンハンにとってどれだけAが大きい存在なのか分かる







「ふっ、けど、可哀想なジョンハン」




ふと笑い出す、ジュニ。




「あの子、ジョンハンのこと友達だって言ってたらしいよ」






ジョンハンは愕然とした顔色を浮かべて





それを見てまたジュニが笑ってた

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あむ(プロフ) - こちらとても気になっているのですが1はどこから読めますでしょうか?( i _ i ) (2018年3月22日 4時) (レス) id: c84a083db0 (このIDを非表示/違反報告)
RaTe(プロフ) - senaさん» 楽しみにしてます!ミンギュもジスもジョンハンもバットエンドバージョンもどれも見たい( ; ; ) (2018年3月15日 19時) (レス) id: 8c385fdccf (このIDを非表示/違反報告)
sena - RaTeさん» 一番気に入っていただいてありがとうございます!もうすぐクライマックスなので楽しみに待っていてください^_^ (2018年3月15日 10時) (レス) id: 5515188491 (このIDを非表示/違反報告)
sena - 陽花さん» 夢中になっていただいてありがとうございます^_^がんばります^_^ (2018年3月15日 10時) (レス) id: 5515188491 (このIDを非表示/違反報告)
sena - exo0121さん» 一番好きといっていただいて嬉しいです^_^私もハニと両想いになってほしいと思ってます!! (2018年3月15日 10時) (レス) id: 5515188491 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sena | 作成日時:2018年3月12日 18時

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