【外見至上主義】淳助の隣 (ページ6)

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ごっ！ページ6

「む、A遅かったな」

『バスコが更衣室で着替えろとか言うから！』

「女が人前で肌を晒すものじゃない！」

『そんなこと言ったって作業してて暑かったらどのみち上は脱ぐでしょ！』

「まあまあ、バスコもAのために言ってやってるんだから少しは我慢してやれよな」

バスコと私が口喧嘩っぽくなっているとすかさず翔瑠が止めに入る

まあ毎日こんな感じだけどね！

んっ、ライム？誰から？

開いてみると淳助からだった

〈今日何時に帰ってくんの？〉

{んー、早くても5時かな}

そう返し携帯をしまおうとするとすぐに返信が返ってきた

〈遅い。今から迎えにいくから帰る用意しとけ。〉

えっ！？今から！？ちょっちょっ…

{今から！？まだ学校来て1時間も経ってないんだけど…}

〈いーから。今日集金いかなくて良くなったんだよ。どっか連れてってやるから〉

な、なんと自分勝手な…
でも淳助が一緒に出かけてくれることなんて稀にしかない…

うーん…うーーん…うーーーん…！

ああー！もうしょうがないなあ！

{分かった、正門前ね}

『ごめん！私帰る！』

「は！？学科来て一時間も経ってねーぞ！」

翔瑠が呆れた顔でこちらを見る
確かにそうだけども…！！

『ちょっと用事が入っちゃったの！また明日ね！』

そう言って更衣室に着替えに行く
だから教室で着替えたかったのに！もう！

「A、帰ってしまうのか…」

バスコは残念そうに言った

「まあAは自由人だからしゃーねーな」

翔瑠はケラケラと笑いながらそう答えた