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近くで夕食を終えると

伏黒がとってくれたというホテルへと向かった。





到着するや否や、
伏黒が手続きをしてくれるとのことで

私はフロントの近くのソファで待機していた。






しかし、いつまで経っても伏黒は戻ってこない。






気になり、フロントをちらりと覗くと
なにやら伏黒とスタッフがもめている様子___





私は気になり、《ソファから動くな》という
彼の言いつけを破り

側へと近づいた。






『何もめてるの?』

伏「!お前、あっちで座ってろって…」


ああ、くそ!と自身の頭をわしゃわしゃと掻くと

伏黒はことの経緯を簡単に教えてくれた。






どうやら手違いで、
2名で部屋をとっているとのことで

今日は近くで学会など
イベントごとも多かったらしく

他の1人部屋の空きを作りづらいのだとか。






『なんだ、取れてないよりはマシじゃない』

伏「俺は別室がとってあるはずだったのに…お前1人置いてけないだろ」



くそ、と悪態をつく伏黒に

私は、何がダメなのかさっぱりわからない。




『どうして?伏黒も同じ部屋に泊まればいいだけじゃない』
 

伏「は?いやそれは流石に…」



『何恥じらってるの、友達でしょう?

どうせなら伏黒も同じ部屋に泊まろう。

友達との青春第二弾、お泊り会しよう!!!!』


これも夢だったんだぁ!と私は両手を万歳の形に上げ満面の笑みで飛び跳ねた。


伏黒はまだそれに対して反論したそうにしていたが

ホテルのフロントマンがすかさず
かしこまりました、と素早く手続きを進めてしまい


もうどうとでもなれ、と彼はため息をついた。



『よーし、枕投げにトランプに恋話!!!
眠らせないから覚悟してよね、伏黒』




鍵を受け取り昂るテンションを携える私と。

うげー、という顔をしながらも
抵抗せずそれに引きずられていく伏黒。





 



五「ヒュ〜!楽しんでおいで恵!」




陰からそれを覗き見していた長身男は

教え子のその珍しい光景に

口笛ならし楽しんでいた。

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アイコ(プロフ) - 漁灯火さん» あたたかいコメントありがとうございます! (2021年2月6日 11時) (レス) id: 311881f587 (このIDを非表示/違反報告)
漁灯火(プロフ) - はじめまして!夢主の健気さに胸が締め付けられます!続き楽しみにしてますね!無理しない程度に更新ファイトです!応援してます! (2021年2月6日 2時) (レス) id: d674c68738 (このIDを非表示/違反報告)
アイコ(プロフ) - あ ま ね 。さん» ありがとうございます!頑張ります( ´ ▽ ` ) (2021年2月6日 0時) (レス) id: 311881f587 (このIDを非表示/違反報告)
あ ま ね 。(プロフ) - はじめまして!最高です!更新楽しみにしてます!!!! (2021年2月5日 23時) (レス) id: 36c644cd03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:アイコ | 作成日時:2021年2月4日 0時

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