よろしい、ならば退散で(笑) 【鬼滅の刃】

漆 ページ7

あれから数週間たった

このお家での生活もだいぶ慣れてきて、ボサボサだった髪もだいぶマシになった
結構髪は伸びていたので細い布切れで一つにまとめ、服は相変わらず男の子用のを着ている

あ、そうそう 家を掃除してる時に鏡を見つけて、こっちの世界の私はどんな顔なのかと見て見たら
なんか右目の上に変な痣があり、髪の毛はちょっと癖毛気味な黒髪で毛先が赤っぽかったです

随部と美形にしてもらいましたよ
神様ナイス！

あと多分若返ってますね
性別は変わらず女でした




とはいえ あれだけ降っていた雪も、もう止み
今はずっと晴天だ
冬が終わり春が来るのだろうか

最近は家の近くに山菜らしきものがあるのでそれを食べて生活している
まあほぼお腹は空かないからあまり意味はないが

結局なんの世界に来たのかも分からずにもうすぐ一ヶ月が経つ、神様も場所ぐらい教えてくれてもいいのにね

さすがにそろそろ帰りたい
こんな田舎の山奥にポツンと一人とか寂しい
寂し過ぎて孤独死しそう、割とまじで





実は何度か山を降りた
町を見たくてね

そしたらびっくり
今って令和じゃなくて大正らしいの
ほんとびっくり仰天

大正時代に来ちゃった訳ね、と最近知りました
ホラゲーの世界じゃなくてほんとよかった、ホラゲーの世界とかまじ無理だからね
セーブないと生きてけないから

それから何日かに一回町に降りると
色んな人に色々と同情され、米やらうどんやら食料を分けてもらった
非常に助かるんですが…なんか勘違いしてません？

まあ…いっか、

捌→←陸

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