kiss 33 ページ9
「…だれが変態だって?」
「や…あっ」
足元から手が忍びこんできて、下着の上から敏感な部分を触られる。
肩がピクンと跳ねた。
「全部見せろ…全部知りたい」
「ん……ぁ…」
いつも言われないことを言われて、全身が敏感になっている。
無意識に漏れだす声が恥ずかしくて顔を背ければ、ダメだ、と正面を向かされた。
「もっとちゃんと、顔見せて」
甘い響きに、頭がくらくらする。
「声、聞かせて」
何も、考えられない。
「んぁっ、……ぁぁ、あっ」
全身で、彼を感じる。
ピンポイントで同じ場所を触られて、意識を持っていかれる。
「…悪い。…もう限界」
浅い呼吸を繰り返す私の首筋に、彼がそっと唇を這わして強く吸った。
「――っん」
彼からもらった初めての印。
その痛みさえも嬉しく思う私は、やっぱり相当重症だ。
こんなにも好きになってたなんて思わなかった。
「……っあぁ…っ」
ゆっくり重なり、繋がる体。
優しいキスを落とされて。
閉じていた目を開けると、至近距離に彼がいた。
なぜだか無性に愛おしくなって……。
「……好き」
気が付けば両手を彼の首に回し、唇が触れそうな距離で告げていた。
「それ……やばいって」
「ぁ、あっ…ぁ」
かすれたような声を合図に、彼が動き出す。
次第に激しくなる揺さぶりにギュッとしがみつけば、再び名前を呼ばれて、それだけで感度が上がる。
「…っ、やぁ…んっ」
なんでだろう。
今まで彼に抱かれた中で、ダントツに気持ちいい。
「……きも、ちい…っん」
その声に、揺さぶりはさらに速度を上げて。
「……『―――』っ」
初めて、彼の名前を呼んだ。
そしてそこで、意識が途切れた。
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たーに(プロフ) - 嵐ω`*←さん» ふーって言うのは 妹がふざけてたら投稿しちゃったものです(°□°;)本当ごめんなさいっっ!! (2013年7月15日 8時) (携帯から) (レス) id: 03ccc44623 (このIDを非表示/違反報告)
茅蜩(プロフ) - これからも応援してます。 (2013年7月15日 0時) (レス) id: 4e4316dc68 (このIDを非表示/違反報告)
嵐ω`*← - たーにさん『ふー』て何ですか!?((°□°)) 小説面白かったです♪♪これからも楽しみにしてますヨ((妖笑(●´`●)ノシ (2013年7月14日 19時) (レス) id: b60242dff3 (このIDを非表示/違反報告)
さわここ(プロフ) - たーにさん» ねー!私もそう思います! (2013年7月14日 18時) (レス) id: e03c20c4fa (このIDを非表示/違反報告)
たーに(プロフ) - 嵐ω`*←さん» ふー (2013年7月14日 16時) (携帯から) (レス) id: 03ccc44623 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:びびあん | 作成日時:2013年7月8日 23時