第５１話 ◆ ページ8
貴女side
ボーッと考え事をしているうちにおそ松さんのかけ声で捜査が始まった
一「…なにボーッとしてんの、さっさと行くよ」
と、スタスタ歩き始める一松さん
「あ、一松さん！ちょっと待ってください！」
そう呼び止めると一松さんは「…なに」と言って不機嫌そうに私の方に向き直る
「あの、右手貸してください」
一「……？…ん」
一松さんは不思議そうに私を見つめ……いや睨み？ながら右手を私に差し出す
私はポケットに入っている絆創膏を取り出す
一「…あ、ああ、いいよ…別にこれくらい……」
絆創膏を見て分かったのか戻そうとする一松さんの右手を私は左手で引き止める
「猫の引っ掻かき傷でも菌が入っちゃいますよ！……はい、できました」
一「…ん、……どうも……//」
そう言った一松さんの横顔は心なしか赤い気がした
、
、
、
薄い手袋とマスクをして部屋に入る
胸まである髪を私は髪が落ちないようにポニーテールに結んだ
「…っ……」
部屋に入った途端、事件のときと同様に嫌な臭いが鼻をつく
これは、血の臭い
震える手を押さえ付ける
一「…あんた、大丈夫？……」
一松さんが心配そうに私の顔を覗きこむ
「…え、……あ、はい…すみません……」
自分に大丈夫と言い聞かせて前を向く
台には笹野の顔がポツンと置いてある
一「…じゃあ、……始める」
一松さんは私の顔をチラッと見てそう告げた
……ん？
私は笹野の死体を見て違和感を覚えた
「…一松さん、何か口の辺り膨らんでません？」
私の言葉を聞いた一松さんは無言で笹野の口のなかを調べ始める
一「…！……これ……」
笹野の口から出てきたのは白い紙だった
「……何か書いてますね」
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徳門七渚(プロフ) - 遅すぎましたかね？すごく面白くてドキドキが止まらない作品です！主人公ちゃんの言葉に毎回心がじーんと暖かくなるというかすごく刺さります！すごく好きです！続き待ってます (1月4日 2時) (
レス) @page36 id: 94ece86ff9 (このIDを非表示/違反報告)
レミリア - とってもいい話しでした！続きを、書いてくれると有難いですリクエストは、「一松と、夏を、まんきつ!!」で、お願いします(＿ ＿) (2019年6月30日 22時) (レス) id: 16253bb5bd (このIDを非表示/違反報告)
ロア - とても可愛いらしい作品でした。！一松がレオと、戯れる所をリクエストしておきます (2019年4月2日 4時) (レス) id: 875ef6c9fe (このIDを非表示/違反報告)
空夏羽(プロフ) - 面白いですこの小説！！！お気に入りしました！更新頑張ってください！ (2017年12月1日 17時) (レス) id: 6b6424126e (このIDを非表示/違反報告)
ななは - 面白いデスネ！！！海回は2828がとまらなかったでース!← 応援してるので頑張ってください♪ (2017年8月15日 13時) (レス) id: 7ddc923c14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：結月 | 作成日時：2017年2月12日 15時
