手伝いかと思ったらなんか違った�� ページ4
私立夢ノ咲学院は、アイドル科と普通科しかない。
しかし、普通科生徒の進路は割と様々で、特定の分野に特化した生徒は、たまにアイドル科の方へ職業体験として、お手伝いに参加出来るのだ。
例えば、
デザイン系の人なら、グッズの小物や、舞台背景・空間などの飾り付けを。
建設系なら、ライブ看板や舞台の組み立てを。
栄養士系なら、月一で食堂に考案したメニュー一品を出したりも出来る。
校内で、職業見学＆体験。
なんとも私立らしい仕組みなのだ。
斯く言う私も、これまでに撮影の手伝いや、女性のパーツモデルが必要になった時に駆り出されたりしてきた。
今回もお手伝いかなーとか思ってたんだけど。
瀬『あ〜、そうなんだけど……』
深「何よ、歯切れ悪くー」
瀬『明日、アイドル科の方に来てくれない？』
深「あーうん…まぁ、なんていうか。
予想してた答え通りだけれども。
それよりもさ？なんで…なんで、」
瀬『深月？』
深「なんで、連絡が凛月からじゃないの？」
瀬『え、とそれは……』
深「兄様からでもよかったわよね？
全ユニットの相関図まとめなんでしょ？
兄様も凛月も参加するんでしょ？
てか、なんで直接言ってくれないの？」
画面の向こうから、瀬名ちゃんの「こうなるから嫌だったんだよ〜」とか呻く声が聞こえた。聞こえてるからね？瀬名ちゃん。
すると、違う声が聞こえてきた。
？『もしもし、聞こえるかしら？』
あれ、この喋り方って、
深「嵐ちゃん？」
鳴『ふふ、そうよ、久しぶりね深月ちゃん♡』
深「こちらこそ♪………で、なんで？」
鳴『んもう！兄弟の事になると
途端にせっかちになるんだから！！』
深「だって…寂しいもん。」
鳴『はぁ…それこそ直接言ってあげなさい。
きっと喜んでくれるわよ？』
深「…でも、二人とも忙しいから。
わかってるのよ、我儘だって。さっきは、
少し瀬名ちゃんに当たっちゃったの。
ごめんねって伝えてくれる？」
鳴『ふふ、わかったわ。伝えておく。』
手伝いかと思ったらなんか違った��→←手伝いかと思ったらなんか違った��
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 167人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ウグイス(プロフ) - ナツさん» ありがとうございますっ！！そう言って頂けるなんて、感激です！！ (2018年3月24日 10時) (
レス) id: 4cecdb7e61 (このIDを非表示/違反報告)
ナツ(プロフ) - 深月さんカッコいいですね！ああいうキャラ私大好きなんです！頑張ってください！ (2018年3月18日 23時) (レス) id: d5650580fd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キャベツの芽 | 作成日時：2017年11月11日 16時
