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第144話 ページ46

『...................ん?』



ゴォォォォォ......!!



「あれは式神っ......?」

「あいつ式神なんて使えたのか!?」

『.......て言うか今、ろくろ名前なんて言った?』



聞き間違い?



「......!」



パチ、パチ.....。



「ギィイィ〜〜〜〜〜〜」



出てきたのは紅が描いていたキャラクター、おはぎマン。
焼けてるバージョンである。

聞き間違いではなかった。



「「「「「「「え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!?!?!?」」」」」」」



しばらく沈黙が続き、次の瞬間観客全員が叫んだ。まぁ、かっこよく呼び出して出てきたのがおはぎマン......違った、焼きおはぎマンだったから皆微妙な反応。天馬は大笑いしてる。ツボったんだね。



『可愛い.....!』

「え」



さすが、紅だね!!
私的にはものすごく可愛いと思う。



「いっ一体何を考えているのでしょうかっ!?焔魔堂ろくろ様が召喚したのはキモ.......」

『(え?キモい....!?)可愛いよね....!?おはぎマンに焼きおはぎマン!!』

「.......お前がいいならいいと思うぞ(こいつ、義弟(ろくろ)と同じ感性か.....)」



何か微妙な返答をいただいたが、焼きおはぎマンは可愛いと思う。紅のセンスはいいよね〜。



「────失礼!全く頼りにならなそうな造形の式神!!」

「燃えろおおおおおあおおおおっ焼きおはぎマあああああン!!!!!!!!!!」



ろくろの声と共に焼きおはぎマンは奇声をはっし、さっきよりも燃え始めた。



焔魔炎撃(えんまえんげき)っ急急如律令!!」



グオォオオ!!!!!!!



双天破神焔魔炎撃拳(ツインバスターフランベルジュ)!!!!」



焼きおはぎマンの姿はなく、代わりにろくの両腕に新しい呪装がされている。



『あれは、式神呪装!!』



この力、今までよりも!
ケガレの腕よりももっと強い!!!!!

それにこの力.....。



「(野郎っなんつう呪力だよっ.....)やっ、やべえっ......!!」

『これまずいかも.....』

「詠唱台配備中の雲林院家全結界技師に通達!!結界レベル対脅威度Sへ移行っっ当番終わって休憩中の奴も全員結界展開に回れ!!」


 

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ひーちゃん - リメイク前から読ませていただいていますが、とても面白いです!無理せず更新頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月5日 17時) (レス) id: fdbe555570 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます!更新頑張ります! (2022年2月26日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - すごく面白いです!!!!!!無理せず更新頑張ってくださいッッッ (2022年2月22日 18時) (レス) @page10 id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年7月31日 17時

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