第126話 ページ28
入り口から次の対戦者である二人が出てきた。美玖さんと鵜宮家傘下の女の人。美玖さんの紹介を「ロリ婆」とか言った実況の人に美玖さんがキレている。
うわっ、実況の人御愁傷様です。
『実況の人、恐いもの知らずなの？』
ある意味、尊敬するよ。
対戦相手の人は、女性陰陽師最大最高最重量らしい武しゅう口フグ代さん。二人とも舞台に歩いていき、いよいよ始まろうとしていた。
「(見とって下さい！鵜宮傘下の者として、恥じぬ戦いをっ！！ﾁﾗｯ)見とって下さい、天馬様っ♡あなたのために勝利をっ！！！！)」
「！」
武しゅう口さんがチラッと天馬の方を見てウインクをした。
ウインクに見えなかったけど.....。
「ｸﾞｯ)！」
「ｽﾞｷｭｰｰﾝ)！！！！」
それに天馬が反応して笑顔とグッと手で作っていた。
それを見た武しゅう口さんが頬を赤面させていた。
あ、撃ち抜かれたな.....。
「(あんなヤツ、傘下にいったけ......？)」
観客席からはブーイング。
うちわや垂れ幕といった品に「天馬様」と書いてあり、応援グッズだとわかる。
『すごい人気.....』
「そうだな.....」
『(隣の人もいそうだなぁ.....、ファン).......(ﾁﾗｯ』
怖っ.....、天馬ファン(士門のファンにも)。
目つけられたくないなあ。
『(.....天馬が好きなのでしょうがないんだけどね？)はぁ.....』
やっぱりモテる要素って、イケメン&強さとかなのかな？
「波達羅え城御前試合女子の部第一試合っっ膳所美玖様対武しゅう口フグ代様！！」
開始の掛け声と共についに始まった御前試合、初戦が始まった。
『(あ、ダメだ.....)』
緊張して吐きそうなの戻ってきた........。
絶対.........リバースだけはしないｯｯ!!!
『ちょっと、精神統一と控え室に行ってくる』
「わかった。.....頑張れよ、見ている」
『うん』
とぼとぼと歩きながら、会場内を散策することにした。
吐き気が引くかと思って。
これ、本当に大丈夫かな.....。
そんなことを思いながら、通路を歩く。
普通に綺麗なところだよね......、それに画期的だし。
と歩いていると見覚えのある人達を見つけた。
あちらもこっちに気づいた様子だ。
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ひーちゃん - リメイク前から読ませていただいていますが、とても面白いです！無理せず更新頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月5日 17時) (
レス) id: fdbe555570 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年2月26日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
オタク - すごく面白いです!!!!!!無理せず更新頑張ってくださいｯｯｯ (2022年2月22日 18時) (レス) @page10 id: 069b2b7513 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2021年7月31日 17時
