第53話 ページ5
焔魔堂彼方side
真っ暗で、何も見えない。
右を向いても、左を向いても何もない。
何も触れない。
何にも触ろうとしないと言った方が正しいのだろうか。
触ってしまったら、私はこの先にいけない気がする。
行けなくなってしまうのではないかと思ってしまう。
ここは、何処だろう?
ここは、何なんのか?
最もな、謎を思い浮かべる。
ていうか、私........、
何してたんだっけ?
何をしようとしていたんだっけ.....?
───無茶をしたのじゃよ!───
無茶?
───そうじゃ!久しぶりにひやひやしたぞ!?───
それは......、ごめんね?
───**のことじゃから、なれておる!じゃが、心配したのじゃ!!───
ごめんなさい。そして、ありがとう。
......嬉しいよ!
───当然じゃ!親友だからの!!───
........そっか!
ありがとう、私の親友.....!
そういえば、この間私のこと助けてくれたのは貴女でしょう?
───そうじゃよ!朦朧として、覚えておらんかと思っておったが......。───
大丈夫!
しっかり、覚えてるよ.....!
私もまさか、あそこまで引っ張られられるとは思わなかった......。貴女に逢いたい思いは覚えていたのに。
───それだけで充分じゃよ。儂に逢いたいと思っていて、くれているだけで、嬉しい......!───
そっか、良かった.....!
───.........そろそろ時間じゃ───
.......ホントだ。
───話せて嬉しかったぞ、**───
私もだよ。
貴女と再びこうして逢えて嬉しかった(奇跡みたいな繋がりなんだから......)。
───**とは、もう繋がっておる。.......ずっとっ!ずっとっ.......!待っておった......!!───
知ってるよ......。
私も逢いたかったからね.....!
───!!......嬉しいのぉ......。幸せじゃ!......**、我が子の事、頼むぞ?───
勿論!!
守るよ、私の何を代えても必ずね。
.......それに私の大切な弟だもの!!
──うむ!.........またの?**!──
またね!
_________________晴明。
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夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます!嬉しいです!! (2021年7月31日 13時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
346 - なんで評価低いのかわからない!面白いです!!これからも頑張ってください! (2021年7月30日 0時) (レス) id: b132005490 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年7月22日 16時