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◇彼女さんは気になるもの ページ6

「って!俺達抜きで話始めるなよ!」

「そうですよっ!お二人は先導君の彼女さんのこと知ってたんですか!?」

「知ってたよ」

「ええ、まあ」

「先導君!彼女さんがいるって本当ですかっ!!?」

「う、うんっ」

「俺達の知ってるやつか!?」

「え、えっと.....ナオキ君は見たことあると思うよ」

「見たことある?」



ナオキはアイチの「見たことある」という言葉に脳をフル回転させて記憶をたどる。シンゴは「しゃ、写真とかないんですかっ!!」といっそうアイチの顔に迫ってくる。



「はあ....それなら私がもってるよ」



ポケットから携帯を取り出し、ミサキはショウゴに写真を見せた。



「すっっごく美人さんじゃないですかっ!?」

「あ!この人、店にいたっ.....!!」



画面に写っているのは私服姿のカサネ。シンゴはカサネの写真に素直に感想をもらし、ナオキはアイチをつけていた時に入ったお店にいたカサネを思い出した。



「この人が先導君の彼女ですか〜!!」

「ヴァンガード強いのかっ!?」

「.....うん、強い人だよ。ただ....」

「ただ.....?」

「この子、あんまりファイトできない体質なんだよ」

「えっ、そうなんですか?」



アイチとミサキの言葉に三人は驚く。コーリンはどこか思うところがあるのか、真剣な顔つきに。ナオキとシンゴは首をかしげた。



「でも、ファイトが強いってのは本当だよ。カサネさんはジェネシスのデッキを使うんだ」

「ミサキさんと同じデッキなのですね!」

「名前はっ!?」

「あ、それはまだ聞いてないのです!」

「新導カサネさん。後江高校の二年生だよ」

「先輩かぁ〜!今度、紹介してくれよな!」

「うん!カサネさんも皆に合うの楽しみしてるよ」

「アイチ、カサネにナオキ達のこと話してるからね。カサネもそれ聞いて「今度紹介してね」って言ってたよ」



シンゴとナオキはどこか照れたような表情をみせた。
アイチが自分の事を彼女に話している事を知ったからだ。




この数日後、カサネとナオキ達は思わぬ形で合ったのだった。
そのことを知らないのは、アイチ達だけ。



 

◇対決→←◇差し入れ



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夏菜沙(プロフ) - コメント返すのが遅くなってしまってごめんなさい!ありがとうございます!頑張ります (6月14日 1時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - アニメヴァンガードとヴァンガードGシリーズ全部観てました!このお話を毎回楽しみにして読んでます!繋がるお話とかテンション上がりますww楽しみに待っています!!!! (2023年4月5日 14時) (レス) @page41 id: f960c5b46d (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます!ヴァンガードGへとつながる話を今考え中です。楽しみに待っていてもらえると嬉しいです! (2022年10月9日 22時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
桜華舞姫(プロフ) - ヴァンガードからヴァンガードGに繋がる話なんて……面白いに決まってるじゃないですかーーーーーーーー!!!!私の好みにど直球です!!続き気になります!更新頑張ってください!! (2022年10月9日 10時) (レス) @page37 id: af831a4a46 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます!!応援してもらえるなんてありがたいです!! (2022年3月17日 2時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2022年2月11日 0時

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