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◇私は生まれた意志、もう一つは彼方へ ページ33

蒼龍レオン達を追って私達は上を目指す。
その間、時折つらそうな表情をする先導アイチ。

それを見て、私は気づいたことがあります。



「先導アイチ」

「!はい」

「一つ言っておきますが、彼女は貴方の″Я(リバース)″化を自分に移し、抑え込んでいるだけです。貴方が櫂トシキとファイトして、受けたダメージと体力、疲れは治ってはいません」



最もそちらに力を回せる状態ではないということ。彼女が思っているよりも″Я(リバース)″化は一筋縄ではいかなかったということでもある。



「ですので、これ以上彼女に負担をかけないためにファイトに自身の想いを込めて全力で″Я(リバース)″ファイター、リンクジョーカーを止めなさい」

「.....わかりました.....!」

「それと彼女は貴方を全力で守ろうとする。なら、貴方も全力でそれに答えなさい」



貴方のために力を使い、無茶をしているのです。
人の精神の中に入って、抑えている。

相当の負担。



「ヨゾラさんはカサネさんのことが好きなんですね」

「なっ!あ、当たり前です!!彼女は私の大切な主なのですよ!」





そう。




私は彼女の力、その一部。

新導カサネの半身。




でも、私は彼女の一部。

私は彼女の半身の一部なのです。





これが私のついた嘘。


私は彼女の半身の一部。
半身に生まれた意志。

それが離れ、あの時、彼女と再会した。



そして、もう半分.....、_________は今もなをあちらの世界に留まっている。




いつかくるかもしれない何かに備えへ。
彼女の元に帰るために.....。




今もあの世界にいる。






「ボソッ)......何かあったら、貴方を頼りますよ.....、先導者(ヴァンガード)。先導アイチ.....」



真剣な表情でかける先導アイチ。
その横顔に聞こえないくらいの声で呟いた。






──────────






一方。



『ねぇ、なんか。私、手に剣を持ってスライム倒してるんだけど!?あの国民的ゲームみたいなスライムなんだけどっ!?』



禍々しい赤いオーラを纏ったスライムに剣を向けて、制服からマントのついた服をきて戦うカサネがいたとか。



『何でドラ○エなのぉぉ〜〜〜!!』




 

◇記憶を失くす彼女は何を思う?→←◇向かう先



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夏菜沙(プロフ) - コメント返すのが遅くなってしまってごめんなさい!ありがとうございます!頑張ります (6月14日 1時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - アニメヴァンガードとヴァンガードGシリーズ全部観てました!このお話を毎回楽しみにして読んでます!繋がるお話とかテンション上がりますww楽しみに待っています!!!! (2023年4月5日 14時) (レス) @page41 id: f960c5b46d (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます!ヴァンガードGへとつながる話を今考え中です。楽しみに待っていてもらえると嬉しいです! (2022年10月9日 22時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
桜華舞姫(プロフ) - ヴァンガードからヴァンガードGに繋がる話なんて……面白いに決まってるじゃないですかーーーーーーーー!!!!私の好みにど直球です!!続き気になります!更新頑張ってください!! (2022年10月9日 10時) (レス) @page37 id: af831a4a46 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます!!応援してもらえるなんてありがたいです!! (2022年3月17日 2時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2022年2月11日 0時

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