◇不器用な私の親友 ページ3
アイチが思い付いたのは自分でヴァンガード部を創るということ。森川の件を抜きにして、ヴァンガード部を創れば、アイチはやりたいこと(ヴァンガードファイト)も出来るし、石田君？だっけ、彼とも仲良く出来るかもとか考えたのかな？
宮地学園なら、同じ学園の二年生であるミサキもいるし、二人でヴァンガードをやると思ったんだけど......。
「くっそぅ、また負けたあ！！もう一回だ！」
「ふっ、いいだろう」
「こんなはずはない！もう一回だあぁぁ！！」
「ふっ、いいだろう....」
小学生に負けたんだ....、森川....。
「えぇぇ！？入るのを断ったあ！？」
『え、何で！？』
ミサキはアイチの誘いを断ったそうだ。
「店番あるし....」
『それなら、私もいるし！』
「ここにもいるじゃねぇか！」
井崎が隣にいる三和の肩に手をおく。
私も反対側に手を置いて、頷く。
「そうそう。ま、店長代理のお手伝いだけどな！」
「何言ってんの。ここはうちの店。私が出られるなら、出るのが筋でしょ」
「まあ、そうだけどさあ。せっかく、アイチと一緒の学校なんだしやればいいのに」
「そうそう」
「いいったら、いいの！アイチにはもう新しい仲間がいるみたいだしさ」
「もったいねぇなあ」
井崎と三和が森川に呼ばれ、ヴァンガードファイトテーブルの方に歩いていった二人。
テーブルの下の方から見える新しいデッキ。
あ、ジェネシスだ。
『.....新しいデッキ？』
「！」
『アイチとファイトしたいならすればいいじゃん』
「いいの....。ヴァンガードならここでもできるから....」
『(嘘つき....。アイチとファイトしたいくせに....)』
気づかれないように小さく溜め息をついた。
ここにも不器用がいた。
目線の先にはファイトしている櫂。
チームQ4には不器用が何人いるんだよ。
『はぁ....』
私の
『チームQ4ってさ、他のチームよりも強い絆で結ばれてると思うのに何でこんな感じなんだろう』
「だな」
『ヴァンガード好きなのは皆一緒なのに......』
「何年かして、俺達よりも仲が良くてすごい世界の命運とかかけちまうぐらいのファイターが現れたりしてな」
『ありそう』
この時、フラグはたったのだった。
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夏菜沙(プロフ) - コメント返すのが遅くなってしまってごめんなさい！ありがとうございます！頑張ります (6月14日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - アニメヴァンガードとヴァンガードGシリーズ全部観てました！このお話を毎回楽しみにして読んでます！繋がるお話とかテンション上がりますww楽しみに待っています！！！！ (2023年4月5日 14時) (レス) @page41 id: f960c5b46d (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！ヴァンガードGへとつながる話を今考え中です。楽しみに待っていてもらえると嬉しいです！ (2022年10月9日 22時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
桜華舞姫(プロフ) - ヴァンガードからヴァンガードGに繋がる話なんて……面白いに決まってるじゃないですかーーーーーーーー！！！！私の好みにど直球です！！続き気になります！更新頑張ってください！！ (2022年10月9日 10時) (レス) @page37 id: af831a4a46 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - コメントありがとうございます！！応援してもらえるなんてありがたいです！！ (2022年3月17日 2時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年2月11日 0時
