◇太陽VS月 ページ46
あの後、月島はダブル主将に捕まってブロックの練習をさせられてた。次の日の試合では、月島が木兎のスパイクを止めようといつもとは違うブロックをしようとした。ソフトブロックではなく、キルブロックの方。
『今、木兎逃げたね』
「いい感じだった！月島君」
烏野の監督も主将君もクロも赤葦も、勿論逃げた木兎も気づいた。月島の変化に。
『.....厄介な雛鳥が殻を破り始めたね....』
「湖羽、それじいちゃんのセリフじゃよ」
『あ、ごめん....』
さらっとおじいちゃんのセリフをとってしまった私であった。(たまたま後ろを通りかかった時に言ってしまった)
──────────
第3体育館。
「お、ツッキー。今日は仲間連れか？」
「はい？」
『お！日向』
「湖羽さんっ！」
体育館入口を覗く、オレンジ頭の一年生。気づいた木兎が月島....ツッキーに聞いた。この時間、日向は影山と練習中らしい。原作で知ってたけど。
「影山はまた一人で練習。研磨にトスあげてもらおうとしたら、五本で逃げられた....」
「研磨が五本も自主練に付き合ったなんてすげぇぞ」
『ね！珍しい....』
「だから.....！」
「「俺も入れてくださいっ！！」」
ナイスタイミングで入口から顔を出した音駒の一年生、灰羽。前回、クロにこってりレシーブを叩き込まれていた子だ。
「リエーフっ！？」
「日向！？」
「リエーフ、お前夜久のところでレシーブやってたんじゃないの？」
「(夜久君とレシーブ練習なんて羨ましい....!!!)」
「ｷﾞｸｯ)！？お、俺！！今日は優秀だったんで早めに見逃してもらいましたっ！」
「『(.....嘘だね／な)』」
口には出さないけど、灰羽が嘘付いている事ぐらいわかる。やっくんはそう簡単にオッケーなんて出さない。私の隣に一人、やっくんとの練習が羨ましいと思っている人がいるよ。譲ってあげな、灰羽くん。
「ホントかあ？脱走してきたんじゃねぇだろうな？」
「な！まさかっ！？そんなあ！！」
「まあ、いいや。じゃあ、四対四やろうぜ」
灰羽が脱走してきたことをなくとなく察しているクロが提案してきた。「まあ、いいや」って言ってるし。私は三対三じゃなくなってる事に驚いてる。
「えぇ....」
「おーー！」
「試合だー！！！」
一年生の反応は二対一な様子であった。
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夏菜沙(プロフ) - できるだけそうなるようにする予定です！楽しみにしていただけると嬉しいです！！ (2022年11月17日 1時) (
レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 前と同じような展開にはなりますか？ 誰とは言いませんがあの2人のカップルが好きだったんです！そして僕とのアドバイス的なのも好きなんです！ (2022年11月16日 19時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - 最初から新しい話をいれています。リメイクは間違えて付けてしまいました！気づかせてもらいありがとうございます！ (2022年11月16日 17時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - どこからリメイクしました？ (2022年11月16日 9時) (レス) id: ff96477080 (このIDを非表示/違反報告)
夏菜沙(プロフ) - ありがとうございます！更新できるようにがんばります！！ (2022年9月1日 21時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏菜沙 | 作成日時：2022年5月1日 14時
