◇私とバレーボールのスタート ページ4
前世の記憶を思いだし、バレーボールを始めてから初の夏休みがやってきた。記憶が戻っても対して生活は変わらない。ただ、いつも一緒に遊ぶ潔子が尊すぎて私の心がパニックってる事以外平和だ。私の心に平和は一生来ないだろう。幼馴染が尊すぎて.....。
「湖羽〜!明日、おじいちゃんの家に行くから泊まりの用意しといてね〜!」
『はーい!』
お母さんに毎年行っているおじいちゃんの家に行くと言われた。東京にあるおじいちゃん家。記憶が戻ってからおじいちゃん家にいったら驚いた。私のおじいちゃんはあの音駒高校バレーボール部の猫又監督だったのだ。
『おじいちゃ〜ん!来たよ〜!』
「おお!来たのか、じいちゃんは待っておったよ」
次の日の新幹線で東京にあるおじいちゃんの家に来た。宮城の私達が住んでいる所よりも都会でワクワクしながら、外を見る。
『おじいちゃん!!あのね、私バレーボール始めたの!!』
「そうかそうか!.....なら、じいちゃんが教えてやろう」
『え!ほんと!?やったあ、ありがとうおじいちゃん!!』
精神年齢は高いが今は小学校低学年、前世の私はこんな感じだったよ。いろいろ精神的にきそうだけど....、今の私は小学生。恥ずかしいが、耐えるんだ!私!!
「じゃあ、まずはレシーブじゃの」
『はーーい!!』
到着早々、庭に出ておじいちゃんの家に持ってきた私の友達であるバレーボール君とレシーブ練習を始めた。
あ、バレーボールしか友達がいないってことはないよ!?
ちゃんと潔子も小学校にも友達はいますよ!?
おじいちゃんの練習はまずレシーブとアンダーの練習。ボールを落とさないことと繋ぐ事が大切と教わった。アニメでも漫画でも言ってたけど、ボールを落とさなきゃ試合は終わらないからね。
宮城に帰ってからもおじいちゃんから教わった事をひたすらする。潔子と遊んだりしながらもね。後、勉強も忘れずにやる。これ大事。潔子とお互いの家に行きながら、二人で勉強したり、お菓子を食べたり楽しく過ごした。最初の頃は緊張しまくったが、今は慣れて平気になった。
烏野の単細胞組と同レベルの学力にはなりたくない.....(切実)。追試とか絶対嫌だし!!
そんな毎日を過ごしているある日。
私はあの″セッター″と″ミドルブロッカー″に出会った。
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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
綴(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス?? (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月25日 19時