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◇ライバルと私の遭遇率 ページ23

県大会の準決勝。そこそこ強豪の学校のチームとの試合。その試合で出ていた私達よりも身長が高いが、同い年(パンフレットに乗ってた)の女の子。



「.....あの「西日薊」ちゃんって子、湖羽の動きについて来てたよね」

『うん、ほぼあの子にスパイク止められた』



私のスパイクを数本見ただけで止めて、速さに慣れてきた西日薊と言うミドルブロッカー。先輩のスパイクも止めて、私の動きにもついてきていた。そこで完全に負けるって事は嫌である私は、フェイントを入れたり、囮をしたりして彼女のチームに勝った。



『西日....、彼女の動きを私.....前に見た気がするんだ』

「私も見たことあるよ」



ハイキューのアニメ三期で。
烏野高校VS白鳥沢学園高校でいた白鳥沢側の赤髪の五番。読みと直感動く天童覚。彼みたいなタイプの人だ。彼ほど、読みは良くないだろうけど、直感がすごい。GUESSBLACKだ。



「でも、まだ発展途上で体がついていってない」

『うん。だから、高校に入ったらもっと強くなる.....』

「強敵出現!かな?」

『燃えるね』



今回は勝てたけど、次は勝てるかどうか.....。でも、絶対に負けない。全国へ行くのは私達だからね。






──────────






「バスに乗って東京に行くなんて久しぶり」

『私は春休みに行ったっきりだよ』

「そっか、湖羽のお祖父ちゃん東京だもんね」



県大会を勝ち抜き、全国大会への切符を手に入れた私達は、さっきまでガヤガヤしていたバスに揺られなが今は、皆寝静まり返っている。



『シーンとしてるね、皆寝てる?』

「本読んでたり、音楽聞いてたりしてるんじゃない?」

『私達は.....?』

「寝起き」

『ウン....寝起き、だね』



さっきまでぐっすり寝ていたが、今はすっきりおはようございます!である。それは私達だけで他の皆は寝ている。バスの車内は静かで自然と千歳との会話も小声になる。



『今日、宿について一日たったら明日は試合』

「全国の強い人達がいっぱいだね」



試合も楽しみだけど、宿も密かに楽しみである。



「湖羽のエンカウトも楽しみにしてるよ」

『エンカウトするって前提なのね』

「え、するでしょ?」



常識でしょ?って顔されたんだけど.....。
常識じゃないからね??



 

◇梟谷のエース→←◇ヒロイン



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夏菜沙(プロフ) - 教えてくださりありがとうございます!直させていただきました。 (2022年4月12日 10時) (レス) id: 6b5f9c4200 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - フォーカーフェイス…ポーカーフェイス?? (2022年3月21日 12時) (レス) @page15 id: cfde1fd93c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2021年8月25日 19時

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