排球部エースは転生少女

◇自己紹介とポーカーフェイス ページ9

『改めまして、美園湖羽って言います。転生者です』

「同じく転生者です。榊千歳っていいます」



入学式が終わり午前中で終わり、担任の先生の話を聞き終えた私達は、お母さん達に先に帰ってもらい二人でゆっくりと話をするために公園にきた。

改めて挨拶をして自己紹介。今までのことをお互いに話す。
私は潔子が幼馴染であること、クロと研磨と友達であること、猫又監督がおじいちゃんであること。彼女の方も結構すごく、幼馴染に大地さん。



oh.....こっちもすごいな....。



思わず、口から英語がでてきた。
いろんな話題から、コロコロ話は代わる。
元JK感が強いと感じた。



『え、千歳もバレーしてるの？』

「勿論！ハイキューに転生したんだからバレーやろうと思って！！」

『わかる。バレーしたいよね』

「うん、したい。憧れだもの！.......あ、湖羽はポジションどこ？」

『ん？あ、私は.....ウイングスパイカー。千歳は？』

「私はセッター！」

『おお！じゃあ、今度私にトス上げてよ！』

「うん！」



その後も前世のアニメ(いろんな話)をして、過ごした。楽しくて時間も忘れてしまうほど。これからの生活楽しくなる予感がする一日になった。



「ねぇ、湖羽」

『何？』

「推しに会ったらどうする.....？」

『とりあえず、表情に出さないように努力する....！』

「やっぱり、そこ大事だよね！」

『大事、大事！絶対大事！』



第一印象は大切だ。推しであるなら尚更。
推しに会って、表情がだらしなかったり、行動が可笑しいと変な人認定される。

それは嫌だ。滅茶苦茶嫌だ。
私のその後の人生に大きく関わってしまうほどに大切な事だ(真面目)。



「今からポーカーフェイスの練習しとかしない？」

『する....。表情に出るようになる前に隠せるようになる....！』

「さすが、私の親友！言うと思ったよ」



私もだよ。
推しに会う前に隠せるようにならないとヤバい。
主に私の心臓とかが......。



『なら、早速推しに会う前に完璧にできるようになろう......！』

「だね！」



そして、始まった二人の″表情に出すな！ポーカーフェイス大作戦！″が始まった。作戦名がちょっと子供っぽいのは、我慢して....。テンション上がっちゃって、こんな感じの作戦名にしちゃっただけなんで....！！


　

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