◇毎年衣装チェンジ! ページ12
昨日の放課後、皆のクラスの出し物を聞いていた。
『で、雪ちゃんのクラスは何するの?』
「″で″って、何ですか。″で″って.....」
その翌日の昼食時、食堂でお弁当を食べようと来ていたら見つけたのは身長が高い後輩とイケメンな後輩と千歳の従姉弟な後輩。チャリ部の葦木場ととーちゃんと雪ちゃん。全員顔面偏差値は高い。ふと見ると思うんだよねー。
三人は一緒にご飯を食べていて、遠くの方にはお馴染みクラスメイトの尽八を見つけたけど、今は雪ちゃん達と話中である。
『いやね?昨日、文化祭の出し物決めたんだ。棗達にも聞いてて、雪ちゃんのクラスの出し物?....模擬店?は聞いてないから知りたいなって』
「頂上と俺、同じクラスっすよ?」
『愛子ちゃん昨日は休みで聞けなかったんですよー』
「(そう言えば、それで日直変更になってたな.....)」
私と桜良のクラスはメイド・執事喫茶。菊乃のクラスはお化け屋敷。彩芽のクラスは迷路。希穂と恵梨香ちゃんのクラスはたこ焼きを売るそうだ。駿河ちゃん所は縁日。智秋ちゃんと鳴海ちゃんは焼きそばを。チラッと聞いたけど、他のクラスはチョコバナナとかも売るらしい。楽しみである。
『(千歳は演劇するそうなんだよね.....私は絶対に嫌)』
「雪のクラスは何するの?」
「俺等のクラスは喫茶店。湖羽さん達のクラスとは違って普通のですよ」
普通の喫茶店かぁ。
それもそれで高校の模擬店!って感じが凄いする。
「楽しみだね〜!俺、絶対行くよ」
「葦木場君は希穂ちゃんと同じクラスだったよね?」
「はい。迷路作るんです!」
『とーちゃんのクラスは?』
「僕のクラスは九重さんと同じくお化け屋敷をします」
『へー』
「(湖羽の苦手なものをやるのね.....)」
挑戦しにいかないとな.....!(謎の使命感)
「湖羽さん達のところは喫茶店ですよね?」
『え、そうだけど........何で知ってるの?』
「東堂さんが言ってました」
「『なるほど』」
すごく想像できてしまった。
「湖羽さん、三年間同じような
『.......アハハ、ソウナンダヨネ(棒)』
「その時の写真ありますよ?」
『何で!?』
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作者名:夏菜沙 | 作成日時:2022年12月25日 19時