検索窓
今日:1 hit、昨日:31 hit、合計:154,996 hit

06*(バラガキ編) ページ16

.
.
.




瓦から瓦へ飛び移り、気がつけばあまり人気の無い所に来ていた。
だけど、そこには目を引くそして見覚えのある白髪の先約がおり、Aは確認するように近づく。






「ギざウザす!!!」





聞こえた声は記憶に残っていた。






貴「銀時、…」

貴「久しぶりだねェ」






急に呼ばれたからか、ビクりと肩が飛んだ男。

恐る恐る振り返りAの姿を捉えると、声にならない声を上げたそうで、開いた口が塞がらないみたいだ。








「A・・・?」






何度も確認する様に、名前を呼んでジャリを引きずりながら近づいてくる。
そして一度触れた瞬間、倒れそうなほどの勢いで抱きしめた。






銀「Aッ」

銀「なんで、お前ッ」

銀「・・・ッ会た、」

銀「会たかったァァァ!!!」






歓喜で震えが混じった声と鼻を啜る音が聞こえる。






「何やってるだァ新入り!!!」






そんな声にも微動だにしない銀時に、Aはやれやれと呆れながらも綻ぶ顔で、銀時の手を引いた。






貴「行こう、銀時」








.
.
.

/→←/



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (60 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
141人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 春雨 , 攘夷
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:み子 | 作成日時:2016年7月26日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。