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20*(なんか見たことアル) ページ9





楽「それで、お嬢さんは誰アルかァ?」








再び万事屋の居間に戻されたAは、今度は銀時と桂の間に座らされていた。








貴「んー、悪いけどさァ」

貴「本格的に話している暇は無いみたい」



楽「眠いアルか?」



貴「まァ、ね」








銀時に寄りかかり、大きな欠伸をすると、神楽が銀時を押しのけAの手を引いた。








楽「だったら私の部屋で寝ていいヨ」








ピン子と書かれた色紙が飾られている押入れの前。








楽「ちょっと狭いけど住めば都ヨ」



銀「いやァ、」

銀「お前のは都じゃなくて只の押入れだから」








銀時がAを神楽から離し、自分に引き寄せた。








楽「銀ちゃんのイカ焼き臭い布団より増しアル」



銀「だ、誰の布団がイカ焼きの臭いだ!!!」

銀「俺は中坊じゃねェンだよ!!!」

銀「夢○もしねェェェンだよ!!!」








銀時が言えば神楽がツッコむ。

そんなやりとりを見ながら、Aは拘束され痛む手首をガチャガチャ鳴らし、外そうとするが、簡単に外れるわけもなく。








貴「ねェ、外してよ」








見上げるように土方を見て言った。






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作者名:み子。 | 作成日時:2017年1月23日 17時

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