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沖「残念だがァ」
沖「元攘夷志士を逃すわけにはいかねェ」
貴「・・・銀時だってそうでしょ」
銀「今銀さん関係ないから」
Aの腕を掴んでそれ以上行かせないよう引き止める。
振り払おうとするも、両手を掴まれていては半端な力しか出ず、ソレは叶わなかった。
貴「しつこい男は嫌い」
鋭い目つきで言うと銀時は腰が引け数歩Aから離れるも、沖田は気にも留めず、むしろ口角を上げる始末で揚々と言った。
沖「俺ァ、」
沖「威勢の良い女は好きだぜ?」
貴「あっそ」
沖「そういう態度が気にいったって。・・・言ってンでェ!!!」
銀時の手が離れた事をいい事に、沖田は強引にAを自分の方へ引き寄せた。
銀「おいおいッ」
銀「何してくれちゃってるの?」
桂「真選組ッ!!!」
桂「貴様等どういう教育をしているのだッ!!!」
土「どういうって言われても・・・」
黙っていた桂も慌てて近寄り引き離そうとするも、踊るように避けてはを繰り返す。
終いには悪戯っ子の様に舌を出すしまつだ。
沖「こらァとんだ過保護だねェ」
土「なんだか分からんがァ謝っとけ」
土「そして離してやれ」
桂「謝って済む問題か!!!」
桂「とっとと離せ!!!」
銀「そうだ!!!」
銀「気安く触りやがって!!!」
Aの頭上で繰り広げれる口論。
「どうしたものか」。土方は煙草を灰皿へと押し付けた。
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「・・・何を騒いでるアルかァ?アホ共」
そんな中。
可愛らしい声にピタリと動きを止めた。
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作者名:み子。 | 作成日時:2017年1月23日 17時