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#9 ページ9

もっとお酒を飲み続けてもう数時間がだった。

現在時刻25時。




私はお酒が弱いため、ワインをちょびちょひ飲んでいるだけ。




みんなはさっき以上にテンションが上がっていた。


知念くんに関してはもう眠そう。






そろそろ、お開きにしたほうがいいんじゃないかなぁ。と思っていると……






チュッ。






?!?!

慧「あー!Aちゃん照れちゃってるぅ。」






い、伊野尾くんに、き、キスされた?






慧「だって、Aちゃんは彼女なんだよ?」





有「俺も俺も!!」





チュッ。



勢いで有岡くんからもキスをされると……


有「あ、今まで彼氏いたことないでしょ。





キス下手。舌だして。」


そう、有岡くんは、有岡担が好きそうな前髪のかかった“オス岡”な顔で低めの声で言う。



言われた通り舌を出すと、思いっきり食らいつくように有岡くんの唇は私の唇をかぶせ、お互いの舌が絡み合う。







なんだっけ、これ。

いつだか、恋愛系のドラマで観たような。







「ハァ。ハァ。」





やっと、唇が離されると。

こんな、大人なキスは初めてで。
息が切れる。

キスしながら呼吸ってどうするんだろう。

メガネつけてる人って一回メガネ外してからキスすんのかなぁ。







全くこんな経験の無い私には、色んな疑問だらけだ。





慧「わぁ。Aちゃん、えっちぃね。」

高「かっわいい!」

中「いいなぁ。大ちゃん。」



そして、他メンバーにも茶化される始末。




【兼用彼女】ってこういうことをしながら、マネージャーとしての仕事もやるって説明を受けた私は、“キス”程度だと思っていた。







山「んで、今夜は誰を相手してくれる感じ?

Aちゃん?」






慧「あー。俺としたことがまだ決めさせてなかった。

誰がいい?Aちゃん。」






相手……とは?



ど、どゆこと?





ポカンとしていると。


有「伊野ちゃん、多分この子経験とか無いから意味分かってないと思うよ。」






慧「あぁ。そうゆうことね。


じゃあ直感で誰か選んで。そして、一緒のベッドルーム入れば教えてくれるから。」







「は、はぁ。



んーじゃあ。」


この時私は全く意味を理解していなかった。

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設定タグ:Hey!Say!JUMP , 伊野尾慧 , 八乙女光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ユウキイハ | 作成日時:2019年1月13日 23時

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